Androidマーケットにも有名アプリの有料版がお目見え:ふぉーんなハナシ
10月23日に、HT-03A向けAndroid 1.6の配信が始まったことを受け、日本のAndroidマーケットでも有料アプリの販売が解禁された。さっそくハドソンがゲーム2タイトルの配信を開始したほか、辞書やツールなど、日本円で販売するタイトル徐々に出てきている。
10月23日から、日本のAndroidマーケットで有料アプリの販売が可能になったのに合わせ、日本向けの有料アプリが徐々に登場している。一覧を見るとドルやユーロ、英ポンドなどでの記載が多く、日本円での価格表示はまだ少ないが、今後増えていくことだろう。
ハドソンは10月23日から、「ボンバーマン道場」と「ネクタリス」の2タイトルのゲームを配信を開始した。価格はどちらも4.99ドル。クレジットカードで決済することになるため、日本円での代金はクレジットカード決済される日の為替レートによって変わるが、おおむね450円前後といったところ。
ハドソンの両タイトルは、北米や欧州、アジアですでに提供しているタイトルを日本向けにローカライズしたものだ。ボンバーマン道場は、定番の爆弾で敵を倒すアクションゲーム。マップエディタを使ったオリジナルステージの制作や配布なども可能だ。ネクタリスは家庭用ゲーム機や携帯電話向けにも販売している戦略シミュレーションゲーム。
また以前、イーストは2カ月限定でAndroidケータイ「HT-03A」向けの辞書ソフト、「デ辞蔵 for Android」向けの辞書「ジーニアス英和・和英辞典MX、明鏡国語辞典MX」を無償で提供していたが、10月26日からジーニアス英和・和英辞典MX、明鏡国語辞典MXの有料販売を開始した。リファレンスカテゴリーに登録されており、価格は初回特価で1800円となっている。
収録語句は「ジーニアス和英辞典MX」が8万9000、「ジーニアス和英辞典MX」が6万9000、「明鏡国語辞典MX」が5万8000。また、ネット辞書との串刺し検索機能を利用することで、Wikipedia日本語版の検索も可能だ。なお無償体験版は今回の有料版公開にともないダウンロードを終了。体験版は12月10日まで利用できる。
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