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“かざして”歩数データをPCに転送――FeliCa Plug搭載歩数計「FB-730」
タニタがFeliCaプラグを搭載した歩数計を発売。歩数計をPCのFeliCaポートやリーダー/ライターにかざすことで、データを転送できる。
“かざして”歩数データをPCに転送――。タニタがFeliCa Plugを搭載した歩数計「FB-730」を開発した。企業や健康保険組合(健保組合)などの法人向けに受注を開始し、7035円で販売する。
FB-730は、3Dセンサーを搭載し、FeliCaの無線インタフェースモジュールの「FeliCa Plug」を装備した歩数計。内部メモリには31日分のデータを記録でき、ディスプレイには7日間のデータを表示できる。
端末内の歩数データやエクササイズ量、消費カロリーは、FeliCaポートやUSB接続のFeliCaリーダー/ライター「PaSoRi」にかざすことでPCに転送可能。転送したデータは同社の会員制健康管理サービス「からだカルテ」で管理できる。
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法人向けに提供するからだカルテは、業務用の体組成計や血圧計などとの連携にも対応。歩数計は個人認証ツールとしても利用でき、FB-730を読み取り機にかざして個人認証を行うと、対応機器で計測した体重や体脂肪率などの身体データを自動転送できる。
同社は今後、からだカルテ以外の健康管理サービスとの連携やウォーキングイベントでの活用、一般向け発売なども視野に入れ、販路を拡大する予定としている。
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