ドコモ、「Sony Tablet S」「Sony Tablet P」を10月28日に発売
NTTドコモがSony Tablet SおよびPの3G+Wi-Fi対応モデルの発売日を10月28日と発表。10月19日から事前予約を受け付ける。料金プランはデータ通信用の料金プランが利用でき、月額料金の上限を1050円割り引く「FOMAタブレットスタートキャンペーン」も実施する。
NTTドコモが10月13日、ソニー製のAndroid 3.2搭載タブレット「Sony Tablet S」と「Sony Tablet P」の3G+Wi-Fiモデルを10月28日から販売すると発表した。発売に先立ち、10月19日から全国のドコモショップで発売前日まで事前予約を受け付ける。
料金プランは「FOMA定額データプラン フラット」「FOMA定額データプラン スタンダード2」が利用できる。なお10月28日から2012年4月30日までに新規契約でこれらの料金プランに申し込むと、月額料金の上限額を2012年4月30日まで1050円割引する「FOMAタブレットスタートキャンペーン」が適用される。2年契約の「定額データスタンダード割2」を適用すると、定額データプランフラットの場合パケット通信料が月額4410円、2段階定額の定額データプラン スタンダード2の場合、パケット通信料は月額2500円から4935円となる。
Sony Tablet S(SGPT113JP/S、3G+Wi-Fi対応)は、開発コード名で「S1」と呼ばれていた、9.4インチワイドディスプレイを搭載したタブレット端末。Wi-Fiモデルは9月17日に発売されており、3G対応モデルの発売が待たれていた。
Sシリーズは雑誌を折り返した形状がモチーフのくさび形デザインが特徴で、ボディの片側が厚く、重心が中央からずれていることで長時間持っても疲れにくいという。CPUは1.0GHz駆動のNVIDIA Tegra 2。画面の解像度は1280×800ピクセル、表示色数はRGB各色6ビットの約26万色(ディザリングで最大約1677万色)本体サイズは241.2(幅)×174.3(奥行き)×10.1〜20.6(高さ)ミリ、3G+Wi-Fiモデルの重量は約625グラムだ。バッテリー駆動時間は、スタンバイ時で約400時間、音楽再生時で約31時間、動画再生時で約6時間、無線LANによるWeb閲覧時で約4.5時間。
Sony Tablet P(SGPT211JP/S、3G+Wi-Fi対応)は、2つに折りたためる2画面構成のタブレット端末。OSはAndroid 3.2で、3G+Wi-Fi対応モデルのみラインアップされる。本体サイズは閉じた状態で180(幅)×79(奥行き)×26(高さ)ミリ、開いた状態で180(幅)×158(奥行き)×14(高さ)ミリ、重量は約372グラム。
折りたたむとコンパクトになり、携行しやすい一方、開くと5.5インチのワイドディスプレイ2面が上下にフラットに並び、大型のタブレット端末に迫る操作感を実現している。バッテリーは着脱式で、オプションとして交換用バッテリーも用意される。バッテリー駆動時間は、スタンバイ時で約120時間、音楽再生時で約16.8時間、動画再生時で約6.5時間、無線LANによるWeb閲覧時で約6.1時間、3GによるWeb閲覧時では約4.6時間。CPUは1.0GHz駆動のNVIDIA Tegra 2、OSはAndroid 3.2をプリインストール。有効画素数511万画素(“Exmor for mobile”CMOSセンサー搭載)のメインカメラ、有効画素数30万画素のサブカメラなども備える。
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