写真と動画で見る「Sony Tablet」(1/2 ページ)
Android 3.0の登場とともに、にわかにタブレット端末市場が盛り上がる中、ソニーも同社のハードウェア、ソフトウェア、そしてネットワークサービスを融合した新たなAndroidタブレットを開発した。そこには“ソニーらしさ”を追求した独自のこだわりが込められている。
ソニーが4月26日に発表したAndroid 3.0搭載のタブレット型端末「Sony Tablet」は、ソニーのハードウェアとソフトウェア、そしてネットワークのリソースを融合して開発された。オープンプラットフォームであるAndroid 3.0をOSに採用しつつ、“ソニーならでは”の部分にもこだわり、「カジュアルでスマートにネットにアクセスして、いつでもどこでもデジタルライフを満喫できる」(ソニー 代表執行役副社長コンスーマープロダクツ&サービスグループ統括の平井一夫氏)新たなカテゴリーの製品だ。
さくさくテクノロジーによる快適な動作
両者に共通しているのが、タブレット端末として、「Webブラウズやメール、SNSの利用、動画視聴などに最適な環境」を実現したこと。そのキモとなっているのが、ソニーが「Swift & Smooth Technology」、または“さくさくテクノロジー”と呼ぶ技術だ。これによりWebページへのアクセスを最適化していち早く画面を表示し、「指に吸い付くような」(ソニー デピュティプレジデント 統合UX・商品企画担当、VAIO&Mobile事業本部長 業務執行役員の鈴木国正氏)タッチパネルの快適な操作性を実現している。画面に表示するソフトウェアキーボードのレイアウトにも工夫を凝らし、ソーシャルコミュニケーションサービスなどをストレスなく利用できる環境も整えた。
“ソニーらしさ”を持ったAndroidタブレット「S1」
端末は家庭での使用を想定した「リッチ メディア エンタテインメント」を提供する「S1」(開発コード名)と、持ち運びやすい折りたたみ型のボディを採用した「モバイル コミュニケーション エンタテインメント」を楽しめる「S2」(開発コード名)の2機種が用意されている。
S1は9.4インチのタッチパネルディスプレイを搭載する。プロセッサはNVIDIAのTegra 2を採用。カメラはフロントとリアに1基ずつ備え、高精細ディスプレイや、上部が厚く、下部が薄い偏重心デザインなどが特徴だ。通信機能はWi-FiとWAN(3G?)をサポートしており、さまざまな環境でのネット利用が可能だという。さらにS1ではDLNAや赤外線通信により薄型テレビやAV機器との連携も実現。ソニーならではのユーザー体験を詰め込んだ。
発表会場ではSony Tabletに触れることはできなかったため、その質感や重量感、操作感などを実際に手に持って確かめることはできなかったが、写真と映像で製品の雰囲気をお伝えしよう。
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