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位置や天気、購買履歴に応じたクーポンをスマホに自動配信――ビックカメラが実証実験

ビックカメラと野村総研が、スマホアプリ「ビック・スマートクーポン」の試験配信を開始。位置情報や天気、購買履歴に応じたクーポンをスマホに自動配信する。

 ビックカメラと野村総合研究所(NRI)が11月19日から、顧客の購入履歴や位置情報、天気に応じたクーポンをスマートフォン向けに自動配信する実証実験を開始する。

 実証実験を通じて、顧客に最適なクーポンを最適なタイミングで配信するビジネスモデルを検証するとともに、O2O(Online to Offline)によるポイントカードの価値向上を追求するという。


実証実験のシステムイメージ

 NRIはNRIビッグデータ・ラボの取り組みとして、情報システムの設計や開発、運用までを支援。クーポン配信には、同社の独自技術を使った「おもてなし」最適化エンジンが使われている。

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 実証実験の対象店舗は池袋本店、池袋本店パソコン館、池袋西口店で、対応機種はAndroid 2.3以上のOSを搭載したスマートフォン。ビックカメラでは11月19日から11月23日まで、参加者の一次募集を行う。参加方法については、(1)ネットショッピングサイト「ビックカメラ.com」の会員で、店舗で利用できる「ビックポイントカード」との共通利用手続きを行っている(2)過去10年間にビックポイントカード使って対象店舗で買い物をしたことがある という2つの条件を満たしている人、募集期間内に対象店舗でAndroid端末を購入の上、実証実験に申し込んだ人にEメールで順次案内する。

 実証実験の期間は11月19日から2013年1月31日まで。

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