povo2.0の「サブスクトッピング」はどれだけお得? ahamoやLINEMOと比較 安く使うなら“長期”もアリ:スマホ料金プランの選び方(1/2 ページ)
povo2.0は基本料0円で必要な分だけトッピングを購入する柔軟なプランだ。2025年12月開始のサブスクトッピングは、利便性は高いが他社と比較しながら検討したい。長期トッピングやローソンでの無料チャージを併用し、自分に合う運用を見つけよう。
KDDIのオンライン専用プランとして人気なのが「povo2.0」です。基本料金は0円で、使いたい時だけトッピングを追加して高速通信が使えるのが魅力です。筆者も副回線として利用しています。
ただし、2025年12月に開始したサブスクトッピングを含め、サービス開始からさまざまな変更がありました。そのため、最新のラインアップを把握しきれていない人も多いのではないでしょうか。そこで今回はサブスクトッピングを含めたpovo2.0の最新のサービス内容を振り返った上で、他社との比較やお得な活用方法を解説します(料金は全て税込み)。
povo2.0のサービス内容のおさらい
毎月決められたデータ容量が付与される一般的な通信プランとは異なり、povo2.0は基本料金が0円で、高速のデータ通信が必要なときに必要な分だけ購入(トッピング)する仕組みです。サービス開始当初、データトッピングはデータ使い放題を含めて6種類ほどでしたが、大容量、長期間、海外、データ専用、他サービスとセットのトッピングなどが追加され、種類は大幅に増えました。これに加え期間限定のトッピングもあります。さまざまな要望に応えられるのはメリットがある反面、選択の難易度が上がったとも感じます。
最近はオンラインでも契約事務手数料がかかるキャリアが増えてきましたが、povo2.0は今でも無料です。過去1年以内に同一名義で累計5回線以上契約したことがある場合は3850円かかるものの、普通の使い方なら気にする必要はないでしょう。eSIMの再発行手数料が当面無料なのもうれしいですね。
筆者も副回線用と通信速度測定用にpovo2.0を2回線契約しています。auやUQ mobileと異なりセット割なしで安く使える上、auと同じ回線を使っているため昼や夕方のピーク時でも速度が遅くならないので大変重宝しています。
サブスクトッピングとは? オートチャージとの違い
povo2.0は2025年12月16日に「サブスクトッピング」も開始しました。サブスクトッピングは購入翌月の同じ日に自動で同じトッピングが自動購入される仕組みで、容量は5GB(月1380円)と30GB(月2780円)の2種類です。
povo2.0にはオートチャージトッピング(3GB/30日間)もあります。オートチャージトッピングは30日の有効期限が切れた場合に加え、容量を使い切った場合にもチャージされますが、サブスクトッピングは容量を使い切っても購入翌月の同日まではチャージされません。容量がなくなった後は速度が最大128kbpsになるため、1カ月後まで低速で我慢するか、他のトッピングを追加する必要があります。
チャージされるパターン
- サブスクトッピング:購入翌月の同日のみ
- オートチャージトッピング:購入から30日後、または残容量がゼロになったタイミング
サブスクトッピングはお得? 他社と比較してみた
サブスクトッピングは他社の一般的な料金プランと同じ仕組みです。ではpovo2.0のサブスクトッピングは他社と比べてお得でしょうか。
月5GB前後の場合、大手キャリアやサブブランドよりはかなり安いです。KDDI内で比較すると、povo2.0は5GBで月額1380円に対し、auは月額7788円、UQ mobileのトクトクプラン2は月額4048円です。セット割後でもpovo2.0が最安値なので、セット割不要、かつ同じ通信品質の回線が使えてこの料金は極めて競争力が高いといえます。
一方、MVNOを含めると、月5GBで月額950円のIIJmioや、月額1170円の日本通信など、povo2.0より安いキャリアもあります。MVNOは昼や夕方に速度が遅くなるのがネックですが、我慢できる人はこちらを選んだ方がよいでしょう。
月30GBはahamo、LINEMOなどライバルがひしめき合っています。同じオンライン専用プランのahamo、LINEMOは5分かけ放題がついて月額2970円に対し、povo2.0はかけ放題なしで月額2780円と少し安いです。ただし、ahamoとLINEMOは容量超過後も最大1Mbpsで通信できるのに対し、povo2.0は128kbpsです。また、LINEMOはLINEアプリのデータ消費ゼロ、ahamoは海外でもデータ通信ができる点などを考えると、筆者の環境ならLINEMOかahamoを選択肢に加えるでしょう。
また、MVNOならさらに安く、mineoのマイピタは30GBで月額2178円です。速度が気にならなければmineoの方が断然お得ですね。
同じ容量でも長期間のトッピングを選べばお得に
しかし、povo2.0は1カ月に使う容量が同じでも、有効期限が長くて容量が大きいものを買えばよりお得になります。例えば月30GBの場合、1カ月単位で購入するサブスクトッピングなら月額2780円ですが、360GB(365日間)で2万6400円のトッピングを選べば、1カ月あたり2200円で30GBが使えます。かけ放題がついていないとはいえ、ahamoやLINEMOより月額770円もお得です。
また、Amazonプライムを契約している人なら、2万9900円/360GB(365日間)のAmazonプライム付きトッピングを選ぶと、1カ月あたり約2492円です。Amazonプライムは年会費が5900円、1カ月あたり約492円なので、povo2.0単体では月額2000円ほどになり、360GB(365日間)よりさらに月200円お得になります。
povo2.0は1カ月に使う容量が同じでも、長期間/大容量のトッピングを選べばよりお得になる。例えば月30GB使う場合、1カ月ごとに買えば月額2780円だが、360GB/365日間なら1カ月あたり約2200円にまで下がる
長期のトッピングには「使っているうちに他にもっと安いプランが出る」「使いすぎてしまう」「大量に余らせてしまう」などの注意点はありますが、自分の使用スタイルが固まっている人は大容量、かつ長期間のトッピングの方がお得です。まずは少々割高でも利用期間が短いトッピングから始め、慣れてきたらだんだん大容量/長期間にしていくのがよいでしょう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
筆者が「楽天モバイル+日本通信+povo2.0」を併用しているワケ あえて複数回線を契約してお得に運用
筆者は楽天モバイル、日本通信、povo2.0の3回線を併用しています。楽天モバイルをメインにしている最大の理由は、Rakuten Linkで通話料が無料になる点です。povo2.0は、主に短時間で大量のデータ通信をする際に使っています。
povo、月額制「サブスクトッピング」提供 5GB/月1380円と30GB/月2780円の2種
KDDIは、povoで月額制の「サブスクトッピング」を提供開始。5GB/月1380円と30GB/月2780円の2種で、購入者全員へ「データ使い放題(24時間)」のプロモコードをプレゼントするキャンペーンも行う。
povo2.0が「5GB」「30GB」トッピング強化でお得に 長期間トッピングは分割払いに対応
KDDIがpovo2.0のトッピングをリニューアルする。10月7日から「5GB(30日間)」を1380円で提供する他、期間限定のトッピングだった「60GB(365日間)」「90GB(90日間)」「180GB(180日間)」を通常トッピングに変更する。30日換算だと5GBと30GBを強化した形だ。
povo2.0の「トッピング多すぎる問題」はAIで解決、サブ回線でも価値に磨きを――濱田達弥新社長に聞く
povo2.0を運営するKDDI Digital Life(KDL)の新社長として濱田達弥氏を迎えた。2025年4月からpovoは濱田氏がかじ取りをしており、「povo AI」やペイディでの分割払いへの対応など、矢継ぎ早にサービスをアップデートしてきた。AIの活用法やパートナー戦略についてお話を聞いた。
povo、2780円で30GBのトッピングを追加 ahamoやLINEMOよりも安く(かけ放題はなし)
KDDIと沖縄セルラーは12月26日から、povo2.0のトッピングに「データ追加30GB(30日間)を2780円(税込み)で提供する。新規契約してから7日以内なら2030円になる。毎月確実に30GB利用するなら、よりお得なトッピングもある。



