ニュース
エフエム東京、V-Lowマルチメディア放送受信に対応したスマホを試作
エフエム東京は、シャープの協力でV-Lowマルチメディア放送受信対応のスマートフォンを試作開発した。「CEATEC JAPAN 2013」で受信デモを実施する。
エフエム東京は、シャープの協力によりV-Lowマルチメディア放送受信に対応したスマートフォンを試作開発。「CEATEC JAPAN 2013」に展示し、ブース内でV-Lowマルチメディア放送の受信デモを実施する。
試作端末は、既存端末をベースに周波数特性などの変更を行ったもの。V-Lowマルチメディア放送の技術方式であるISDB-Tsb方式に対応し、90~108MHzが受信可能だ。受信アンテナはワンセグなどと同等の14センチ。この端末を用いて福岡地区のV-Lowマルチメディア放送実証実験で受信実験を行い、想定のサービスエリアと同等な範囲で受信に成功したという。
端末のサイズは約70(幅)×140(高さ)×10(奥行き)ミリで、重さは約160グラム。4.8インチの液晶を搭載し、バッテリー容量は2600mAhとなっている。
advertisement
関連キーワード
マルチメディア放送 | CEATEC 2013 | スマートフォン | TOKYO FM | シャープ
関連記事
技術方式の統一やビジネスモデルの着地点は見えず――携帯端末向けマルチメディア放送の課題
総務省が4月22日、携帯向けマルチメディア放送懇談会の第12回会合を開催した。第9回から11回までの会合は、“自由活発な議論・検討を行う必要がある”ことから非公開で開催。第12回は久々の公開議論として、マルチメディア放送サービスのあり方が検討された。懇談会の報告書案を提示──割り当て方法、事業者数、技術方式などは将来に含み
総務省が開催している携帯向けマルチメディア放送懇談会の第13回会合では、これまでの議論を踏まえた報告書案が提示された。議論が紛糾した技術方式の特定や割り当て方法、事業社数などについては限定せず、含みを持たせた。全国のFM放送をどこからでも聴ける iPhone版「ドコデモFM」
FM放送を全国どこからでも聴くことができるアプリ「ドコデモFM」のiPhone向けサービスがスタートした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.