写真で解説する「GALAXY J SC-02F」:日本人が作ったGALAXY(2/2 ページ)
GALAXYシリーズとして初めて日本オリジナルモデルが登場。“日本人に合わせて”用意した外観や新機能、従来モデルからの進化点をチェックした。
進化したマルチウィンドウとカメラ
従来から搭載していた機能も進化した。画面を2分割して別々のアプリを起動できる「マルチウィンドウ」は、YouTubeで動画を閲覧しながらブラウザでネットサーフィンしたり、Facebookをチェックしながらメールも確認できたりする。これまでは、デバイスにプリインストールしたSamsung電子製アプリでしか利用できなかったが、今後はサードパーティも対応アプリを用意してSamsung Appsで配布するという。
現在、EvernoteやLINEなどでマルチウインドウ対応アプリが登場する予定だ。LINEでは、2つのトークラインをマルチウインドウで同時に表示することも可能で、別ウインドウの会話で得た画像やメッセージをもう一方の会話にドラッグとドロップで投稿できる。
カメラ機能も「GALAXY S4 SC-04E」から変化している。撮影モードでは「ゴルフ」と「サラウンドショット」を追加した。「ゴルフ」でゴルフスイングを撮影すると、時系列分割連続写真でスイングフォームを確認できる。「サラウンドショット」は、画角360度の写真を撮影して全方向の球形パノラマが撮れるモードだ。撮影モードは「アニメーション写真」や「スポーツ」など、全13種類からシーンに応じて選択できる。アウトカメラとインカメラを同時撮影できる「デュアルカメラ」は引き続き搭載している。ただし、GALAXY S4が搭載していた、暗い場所の撮影に適した「夜景」モードはなくなった。
そのほか、消費/摂取カロリーを管理できる健康管理アプリ「S Health」、写真を選択するだけで簡単にアルバムが作れる「ストーリーアルバム」、複数のGALAXYデバイスを連携してデータを共有できる「Group Play」などに対応。画面を見ている間はディスプレイを点灯し続ける「スマートステイ」や、画面に指を近づけると画像などの情報が拡大表示できる「情報プレビュー」など多彩なタッチレス機能も搭載する。機能面は、GALAXY Note 3 SC-01Fとほぼ同じだ。
OSにAndroid 4.3を導入しているので、別売のスマートウォッチ「GALAXY Gear」との連携も可能だ。装着すると小窓から時刻などを確認できるフリップ型カバー「S Viewカバー」も純正アクセサリーとして用意している。
関連キーワード
NTTドコモ 2013-2014冬春モデル | GALAXY J SC-02F | NTTドコモ | デザイン | Samsung | GALAXY Gear | 写真で見る
関連記事
WORLD TOUR 2013 TOKYOでみせた「かっこいい」Note 3とGear
NTTドコモとKDDIから登場するGALAXY Note 3とGALAXY Gear。女性に人気のあるGALAXY Noteシリーズの最新モデルを“かっこいい”モデルさんがアピールする。写真で解説する「GALAXY Note 3 SC-01F」
ドコモが10月17日に発売するSamsung電子の「GALAXY Note 3 SC-01F」は、約5.7インチのフルHDディスプレイ搭載のスマートフォンだ。専用のタッチペン「Sペン」の使い勝手を向上させた。ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの冬春モデル戦略を読み解く
この2週間はドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルから冬春モデル(KDDIは冬モデルのみ)が発表され、モバイル業界は大いに賑わった。端末に加え、ネットワーク、サービス、料金にも焦点が当たりやすくなった。今回は3社の戦略をまとめた。日本人がデザインしたGALAXY──「GALAXY J SC-02F」
NTTドコモは、2013-2014年冬春モデルとしてSamsung電子の「GALAXY J SC-02F」を発表した。GALAXYシリーズでは初めての日本人デザインモデルだ。下り最大150Mbpsに3日間長持ちバッテリー、ドラクエコラボなど――ドコモが2013-2014冬春モデルを発表
ドコモが2013年冬・2014年春向け新モデルを発表。スマートフォン10機種、タブレット1機種、フィーチャーフォン2機種、モバイルWi-Fiルーター2機種などを10月中旬から順次発売する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.