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Samsung、視覚障害者支援端末「Galaxy Core Advance」を発表
Samsungの「Galaxy Core Advance」は、視覚障害者でも使いやすいように前面に物理ボタンを配し、画像内テキストの読み上げやカメラの音声ガイドなどの機能を搭載する。
韓国Samsung Electronicsは12月16日、4.7インチのAndroid 4.2搭載スマートフォン「Galaxy Core Advance」を発表した。前面の物理ボタンやカメラの音声ガイド機能など、視覚障害者を支援する機能が特徴だ。
スペックは、CPUが1.2GHzのデュアルコアでRAMも1Gバイトとミドルレンジだが、GALAXYシリーズの「S Voice」や「S Translator」などの機能に加え、画像内のテキストを自動認識して読み上げる「Optical Scan」や被写体の状況(フレーム内の人の顔の数や立ち位置)を音声で知らせるカメラ機能「Voice Guided Camera」、画面を真っ暗にしたまま操作できる「Screen Curtain」(プライバシーを保護し、バッテリー持続時間を伸ばせる)など、多数の視覚障害支援機能を搭載する。
同端末は2014年初旬に発売の予定。販売地域や価格などの詳細はまだ不明だ。
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機種名 | Galaxy Core Advance |
---|---|
OS | Android 4.2(コードネーム:Jelly Bean) |
ディスプレイ | 4.7インチ WVGA TFT(480×800、199ppi) |
CPU | 1.2GHzデュアルコア |
RAM | 1Gバイト |
ストレージ | 8Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大64Gバイト) |
メインカメラ | 500万画素 |
インカメラ | 30万画素 |
サイズ | 133.3×70.5×9.7ミリ |
重さ | 145グラム |
バッテリー容量 | 2000mAh |
ネットワーク | HSPA/GSM/HSDPA |
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障がい者 | カメラ | Samsung | Android 4.2
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