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ZTEの“IGZO”モデルと「ZTE nubia 5s」の実力をブースで知る2014 International CES(1/2 ページ)

ZTEが2014 CESにあわせて大量に発表した新モデルは、ハイエンドラインアップが充実している。注目はシャープのIGZOパネルを採用した新シリーズだ。

グローバル展開を想定したハイエンドモデル「ZTE GRAND SII LTE」

 ZTEは、2014 CESにあわせて発表した「ZTE GRAND SII LTE」とその中国限定モデル「ZTE Geek II」、そして、シャープのIGZOパネルを採用した「ZTE nubia 5S」「ZTE nubia 5S mini」などの新製品を多数発表した。その実機をZTEブースでチェックしてみた。

 「ZTE GRAND SII LTE」は、サイズが5.5インチで解像度が1080×1920ピクセルのフルHDに対応する液晶ディスプレイを搭載するハイエンドモデルだ。OSは、Android 4.3を導入。通信方式は、FDD LTEとTD LTE、そして、W-CDMAとGSMに対応する。本体サイズは77(幅)×157(高さ)×9(厚さ)ミリで重さは150グラム。このサイズと重さのボディに容量3000mAhのバッテリーを組み込んでいる。

 モバイルプロセッサーはクアッドコアのSnapdragon 800シリーズ(動作クロックは最大2.3GHz)を採用し、システムメモリとして使うRAMの容量は2Gバイト、ストレージとして使うフラッシュROMの容量は16Gバイトを確保する。また、有効1300万画素のメインカメラと有効200万画素のインカメラを内蔵する。

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5.5インチのフルHD液晶ディスプレイと搭載するハイエンドモデル「ZTE GRAND SII」(写真=左)。背面はラウンドフォルムを採用した(写真=右)
ZTE GRAND SIIの側面
ホーム画面に配置した「S」のアイコンをタップすると登録してあるアプリアイコンがポップアップするラウンチャーが起動する

 ZTE GRAND SIIには、搭載するプロセッサーが異なる「ZTE Geek II」も登場する。対応する通信方式はTD-SCMAとGSMのみの中国限定モデルだ。プロセッサーはサムスン電子の8コアタイプ「Exynos 5410」を採用する。サイズが5.5インチで解像度が1080×1920ピクセルの液晶ディスプレイを搭載してRAM容量が2Gバイト、フラッシュROM容量が16GバイトなのはZTE GRAND SIIと共通するが、本体サイズは77(幅)×154(高さ)×7.9(厚さ)ミリとやや小型になる。バッテリー容量は2500mAhだ。

5.5インチフルHDディスプレイを搭載するハイエンドモデルながら、プロセッサーにExynos 5410を採用し、本体サイズもわずかに薄くなっている
ZTE Geek IIの側面

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