Samsung、Super AMOLEDタブレット「GALAXY Tab S」を8.4/10.5型で発売へ
Samsungがハイエンドタブレット「GALAXY Tab S」を7月に発売する。8.4型と10.5型の2モデルで、いずれもディスプレイはWQXGA(2560×1600)、指紋認証機能やスマートフォンへの着信を転送する機能などを搭載する。
韓国Samsung Electronicsは6月12日(現地時間)、ニューヨークで開催したメディアイベントで、ハイエンドの新タブレット「GALAXY Tab S」を発表した。
8.4型と10.5型の2モデルがあり、価格は前者は399ドル、後者は499ドル。米国と欧州で7月に発売する。
いずれもディスプレイの解像度はWQXGA(2560×1600)のSuper AMOLEDで、米Adobe Systemsが定義する色空間「AdobeRGB」の90%以上を実現するという。また、同社のタブレットとしては最薄・最軽量だ(10.5型はソニーの10.1型のXperia Z2 Tabletよりは0.2ミリ厚く、39グラム重い)。色はTitanium Bronze(メタリックなブラウン)とDazzling White(白)の2色で、GALAXY S5と同様のパンチパターンが採用されている。
また、GALAXY S5と同様の指紋認証機能やマルチユーザー機能も搭載する。
新機能としては、米AppleがWWDCで発表したiOS 8の新機能のように、スマートフォンにかかってきた電話をタブレットで受けたり、タブレットから電話をかける「Call Forwarding」機能が利用できる。
専用カバーも発売する。「Book Cover」はiPadの純正カバー同様に簡単に本体に装着でき、カバーの開閉でスリープのオン/オフが可能。タブレットスタンドモードは3種類ある。色は白、ブロンズ、赤、青、黒、アイボリーの6色だ。
この他、スタンドにはならないがBook Coverより薄い「Simple Cover」とBluetoothキーボードも発売する。
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