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世界シェア3位を目指すHuawei、“プレミアム”な6型モデル「Ascend Mate7」など3製品を発表IFA 2014(2/3 ページ)

HuaweiはIFA 2014の開催前日、新製品発表会を開催した。発表された3モデルはいずれも本体に金属などを多用した高級感を持たせたモデルである。

6型のフラッグシップモデル「Ascend Mate7」

 新発表となった新モデルのなかで中心的存在ともいえる製品が「Ascend Mate7」だ。6型の大型ディスプレイを搭載しながらも横幅はスリムで、片手でのハンドリングにも問題はない。リーCEOによると、スマートフォン利用者は年々大きいスクリーンサイズを求めるようになっているという。これはスマートフォンが電話やメッセージのツールだけではなく、PCやテレビの代替としても使われるようになってきているからだという。

今回最も注目の新製品となる「Ascend Mate7」(写真=左)。Ascend Mate7を片手で持つリーCEO。6型ながらスリムな大きさだ

 Ascend Mate7はその型番と同じ、7つの“Live”な特徴を持っているという。これらの機能を搭載したことで、Ascend Mate7は最高級かつ最高機能を備えたファブレット市場最高の製品に仕上がっている。

  • 1.Live Large――大きい画面、大きい電池、しかしスリムなサイズ
Ascend Mate7がもつ7つの“Live”な特徴(写真=左)。フロントパネルに占める画面の広さは83%で他社品を凌ぐ(写真=右)
  • 2.Live Chic――高級感あるアルミ合金ボディは、美しさと持ちやすさを兼ねたデザイン。またデジタルノイズキャンセリングヘッドフォンに、Ascend Mate7本体から電源供給することも。閉じた状態でも操作できるレザーフリップカバーも提供する
アルミ合金ボディにダイヤモンドカットを施すなど、プレミアムな質感が自慢(写真=左)。フレームの厚さは3.8ミリ。背面はカーブを描いたデザインで持ちやすくした(写真=右)
ノイズキャンセリングヘッドフォンに対応。本体から給電できる(写真=左)。スタイリッシュかつ機能性のあるフリップカバー(写真=右)
  • 3.Live Smart――世界初のLTE Cat.6対応、オクタコアプロセッサ搭載のSoC「Kirin 925」(Huawei製)を採用
  • 4.Live Power+――大容量4100mAhバッテリーと高度な省電力性。スリープ中でも各種センサーは動作を続けライフログを記録
同社製のプロセッサ「Kirin 925」はオクタコアCPUを搭載。LTE Cat.6にも対応する(写真=左)。各種センサーは本体がスリープ中でも動作を続ける。ライフログの取り逃しもない(写真=右)
スマートフォンながらLTE Cat.6の高速通信に対応(写真=左)。2つのLTEに加え、TD-CDMAやCDMAなどあらゆる通信方式にも対応する(写真=右)
  • 5.Live Instang――高速なLTE Cat.6対応、マルチモードマルチバンドで世界中の通信方式に対応
  • 6.Live Simple――片手操作や最大3メートル離れていても通話できるハンズフリー機能
  • 7.Live Me――指紋認証で高いセキュリティーを提供
片手で持っていても、本体を傾けるとキーボードを左右に動かすことができる(写真=左)。3メートル離れていても利用できるハンズフリー通話機能
指紋認証はワンタッチ、iPhoneなどよりも素早く認証できる(写真=左)。指紋データはSoCに保存するなど高いセキュリティー性を誇る

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