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ソニーモバイル、Marshmallowベースの“コンセプトOS”プロジェクト開始

ソニーモバイルが7月にスウェーデンで開始したユーザー参加型OS改善プロジェクト「Concept for Android」のAndroid 6.0版を欧州11カ国で開始した。同地域の「Xperia Z3」および「Xperia Z3 Compact」ユーザー1万人が参加可能だ。

 ソニーモバイルコミュニケーションズは10月7日(英国時間)、「Android 6.0 Marshmallow」ベースの“コンセプトOS”のユーザー参加プロジェクト「Concept for Android:Marshmallow edition」の開始を発表した。

 参加できるのは、スウェーデンやフィンランドなど、欧州の11カ国に在住の「Xperia Z3」および「Xperia Z3 Compact」のユーザー。申し込み順に、1万人の参加を受け付ける。


参加資格のあるユーザーはGoogle Playからサインアップできる

 同社は7月、「Concept for Android」プロジェクトのAndroid 5.1 Lollipop版をスウェーデンで立ち上げ、多くの有用なフィードバックが得られたため、Android 6.0版をより多くの人々を対象に開始するという。

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Android 5.1のConcept for Android

 Concept for Androidは、ソニーモバイルの端末にプリインストールされているAndroidから独自アプリや機能などを排除したバニラ(素の)Androidに、フィードバックを得たい独自アプリや機能だけを搭載したOS。このプロジェクトで得たフィードバックを、製品のOSに反映させていく計画だ。

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