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進化したカメラや4K HDRディスプレイの実力は? 写真で解説する「Xperia XZ Premium」Mobile World Congress 2017(1/2 ページ)

ソニーモバイルがXperiaのフラグシップモデル「Xperia XZ Premium」を発表。ソニーモバイルが今持つ先進的な技術を結集させた。外観、カメラ、ディスプレイの特徴をチェックしていく。

 ソニーモバイルコミュニケーションズは2月27日、スペイン・バルセロナで開催されている「Mobile World Congress 2017(以下、MWC2017)」にて、Xperiaの最新フラグシップ「Xperia XZ Premium」を発表した。


「Xperia XZ Premium」

 Xperia XZ Premiumは、5.5型の4Kディスプレイを搭載し、スマートフォンとしては初めて「4K HDR(ハイダイナミックレンジ)」にも対応。そして、「Motion Eye」という新しいカメラシステムを搭載し、世界初の最大960fpsのスーパースローション撮影機能も実現した。QualcommのSnapdragon 835(64ビット、8コアプロセッサ)を搭載し、理論上では下り最大1Gbpsに対応するというハイエンドモデルだ。

 ソニーモバイルが4Kディスプレイを搭載するスマートフォンをリリースするのは、日本では2015年11月に発売された「Xperia Z5 Premium」以来、2台目。2016年「X」シリーズに変わってからは初となる。前モデル「Xperia XZ」で導入された3つのカメラセンサーもそのまま搭載されており、さらにカメラ性能を向上させた。もちろん、ハイレゾ音源の再生にも対応している。Xperia XZ Premiumは、ソニーモバイルが今持つ先進的な技術を結集させたモデルといっていいだろう。

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 ここでは、Mobile World Congress 2017で初披露されたXperia XZ Premiumを、写真を中心に紹介する。しかし、会場では実機に触れらない展示になっており、実際の操作感は確認できていない。日本のメディア向けに1時間ほど、新機能の一部を体験できるイベントが開催されたので、そこで撮影した写真も交えて紹介する。


MWC2017のソニーモバイルのブースでプレスカンファレンスを開催。社長兼CEOの十時裕樹重氏がXperiaブランドのビジョンを語った

5K時代の到来に備えて、いち早く1Gbitの高速通信に対応させた

最上位モデルとして発表されたのがXperia XZ Premium

ブースでは、Xperia XZ Premiumの実機に触れることはできなかった

カラーは、ルミナスクロム(左)とディープシーブラック(右)の2色

プレス用に公開されているルミナスクロムの画像

同じくディープシーブラックの画像
※初出時に、上記ルミナスクロムとディープシーブラックの画像が入れ替わっていました。おわびして訂正いたします(2/28 9:10)。

プレス向けのイベント会場に展示されていたルミナスクロムのイメージ

こちらはディープシーブラックのイメージ

フラットで、硬質な板というイメージ

それぞれのカラーに合う純正のフリップケースも発売予定

ケースの背面

どちらもリッチ感のある鏡面仕上げだが、ルミナスクロムは鏡そのもの

右側面に音量キー、電源キー、カメラキーを搭載。電源キーは指紋センサーとして使う

左側面にnanoSIMとmicroSDのスロット

上部にイヤフォンジャック。エッジ部の処理も美しい

下部のUSB接続口はType-C。この下部にも金属素材を使用し、アンテナが格納されている

背面のメインカメラは1900万画素。ソニー製のGレンズを使用
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