連載
日本初の“ウォークマンケータイ”はauから登場 「W42S」:懐かしのケータイギャラリー
ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、auのソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現ソニーモバイルコミュニケーションズ)製の「W42S」です。
W42Sは、音楽機能を強化した「ウォークマンケータイ」です。「ウォークマン」ブランドのケータイは、これまで海外では発売されていましたが、日本ではW42Sが初めて。本体下部に搭載した「ミュージックシャトルキー」から音楽プレーヤーの起動や頭出し・早送りなどの操作ができるのが特徴。音楽操作ができるリモコンも付属しています。
内蔵メモリを音楽用に1GB確保したのも、ウォークマンケータイならでは。市販のメモリースティックPRO Duoにも対応していて、4GBまで拡張できます。着うたフルのほか、付属のPC用音楽管理ソフト「SonicStage CP」から転送した音楽(ATRAC3形式)も楽しめます。音楽の連続再生時間は最大30時間。
advertisement
着うた、着うたフル、LISMOを開始するなど、2000年台のauは特に音楽サービスに力を入れており、「音楽のau」と呼ばれたほどでした。W42Sは、そんなauの勢いを象徴するケータイだったといえます。
「W42S」の主な仕様
- 発売日:2006年6月20日(中国エリア)
- キャリア:KDDI
- メーカー:ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
- サイズ:約49(幅)×106(高さ)×26(奥行き)mm
- 重量:約123g
- メインディスプレイ:約2.2型(240×320ピクセル)TFT液晶
- アウトカメラ:有効約125万画素CMOS
- ボディーカラー:スパークピンク、ヒートブラック、プリズムホワイト
関連記事
100万画素カメラを搭載した“究極の全部入りケータイ”「J-SH53」
回転2軸のギミックが楽しかった「P505iS」
日本でNokiaが熱かったころ 2004年の“スマートフォン”「702NK」
シャトルキーを備えた「ウォークマンケータイ」――W42S
ついに「ウォークマン」ブランドの携帯が国内に上陸。1Gバイトの内蔵メモリを搭載し、連続30時間の楽曲再生が可能な“音楽ケータイだ”。ウォークマン ケータイはどこまで“ウォークマン”か
KDDIの新モデルの中、ひときわ異彩を放っているのが、ソニー・エリクソンの“ウォークマン ケータイ”「W42S」。どこまで“ウォークマン”なのか、音楽再生機能についてウォークマン「NW-A607」と比較してみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.