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H.I.S.モバイルの海外SIM、7月1日から提供 500円で24時間200MBの通信が可能
H.I.S.Mobileが、MVNOサービス「H.I.S.モバイル」の海外向けSIMを7月1日から提供する。サービス名は「変なSIM」。500円で24時間200MBまでの通信ができる。
エイチ・アイ・エスと日本通信の合弁会社、H.I.S.Mobileが、MVNOサービス「H.I.S.モバイル」の海外渡航者向けSIMを7月1日から提供する。サービス名は「変なSIM」で、Webサイトで先行予約を受け付けている。6月上旬から申し込みが可能になり、6月下旬に配送される。
H.I.S.Mobileは2018年2月15日に設立し、まずはMVNEである日本通信のサービス(b-mobile)をベースにした国内向けSIMを提供。海外向けSIMは当初2018年5月1日からの提供を予定していたが、7月1日に延期となった。
SIMカードの本体価格は1980円だが、2018年9月30日までは990円に割り引く。一度購入すれば、1枚のSIMカードで世界各国でLTEまたは3Gでの通信が可能になる。サービス開始当初は、韓国、台湾、中国、香港、米国、ハワイ、英国、イタリア、スペイン、ドイツなど73の国と地域をカバーする。
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変なSIMを利用するにはアプリが必要。このアプリから500円を支払うごとに、24時間200MBまでデータ通信ができ、200MBに達すると通信速度は128kbpsに制限される。国境を越えてもアプリが自動で現地のキャリアに接続する。なお、変なSIMを利用するには端末のSIMロックを解除する必要がある。
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