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Android版「SwiftKey」に「Microsoft Translator」のリアルタイム翻訳機能

MicrosoftのAndroid版キーボードアプリ「SwiftKey」に翻訳機能がついた。「Microsoft Translator」を採用しており、例えば入力した日本語がほぼリアルタイムで英語に変換される。60カ国語をサポートする。

 米Microsoftは9月27日(現地時間)、キーボードアプリ「SwiftKey」のAndroid版をアップデートし、「Microsoft Translator」のリアルタイム翻訳機能を追加したと発表した。日本語を含む60以上の言語間の翻訳が可能だ。


SwiftKeyの翻訳機能

 Microsoft Translatorアプリを別途インストールせずに利用できるが、インストールしておけばオフラインでも使えるようになる。

 翻訳機能を使うには、SwiftKeyのメニューバーに新たに加わったMicrosoft Translatorのアイコンをタップすると表示される翻訳ツールで入力と出力の言語を設定するだけ。後は入力で設定した言語を入力していくと、画面には翻訳された言語で内容が表示されていく。

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メニューバーの翻訳アイコン(左)、入力した日本語がほぼリアルタイムで英語で表示される(右)

 例えばメッセージングアプリでの会話では、翻訳機能を有効にしておくと相手の発言をコピーするとそれが入力欄で翻訳され、入力欄右下に「返信」ボタンが表示される。このボタンをタップすれば入力欄がカラになるので普通に返信できる。

 SwiftKeyは、Microsoftが2016年に買収した英SwiftKeyの高度な予測変換機能が人気の無料キーボードアプリ。iOS版もあるが、翻訳機能は今のところAndroid版だけのものだ。

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