レビュー

しまえるカメラが魅力的! 撮って試す「OPPO Find X」の実力荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

OPPOの「Find X」はカメラを“しまえる”のが大きな特徴。その写りは果たしてどのようなものか。試してみるのである。

風景(ガスタンク)を撮ってみる

 さて撮影。

 アウトカメラはデュアル構成。片方は1600万画素(16M)センサーでもう片方が2000万画素(20M)センサー。レンズはどちらも23mm相当でF2.0。

 23mm相当ということは、一般的なスマホのカメラよりはちょっと広角寄りで広い範囲が写る

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 で、2つあるカメラの片方がメインカメラでもう片方はポートレートモード時のサブカメラとして働くようで、撮影した写真のサイズを見ると、向かって左側の16M側がメインなのだ。

 撮影の前にはいつもカメラ設定から、グリッド表示のオン・オフや画像サイズをチェックするのだが、カメラアプリをどれだけ探してもそれがない!

 どこにあるのか。端末設定の「システムアプリ」の「カメラ」の中にあるのだ。iOSのカメラ設定と同じ位置ではあるものの、ちょっと違和感を覚える。


カメラ設定の画面は端末設定にある

 では撮ってみよう。

 いつものガスタンクから。


カメラの撮影画面

 AIによる自動シーン認識はもちろん搭載。いつものガスタンクにむけたら「ブルースカイ」に。

 秋らしい深い青がよし。日差しが当たったガスタンクの階調もよく出ている。


ガスタンク

 23mm相当なので写る範囲がちょっと広い。

 Huaweiの「Mate 20 Pro」のレビューと同じ日に撮影しているのだが、見事に画作りのテイストが違っていて面白い。

 Mate 20 Proに比べると色も階調もナチュラルでリアルな感じだが、どちらが良いかは好き好き。リアルな方が良いとは限らないから。

 カメラアプリには「1x」と書いてあるボタンがあり、これをタップすると2x(2倍)になる。

 望遠カメラを持っているわけではないので、等倍で見ると「デジタルズーム感」が出ちゃう。けれどまあ、あまり気にしなくてOK。それよりワンタップで2倍になる手軽さが良い。


デジタル2倍ズームのガスタンク

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