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クオカード、スマホを使ったギフトカード「QUOカードPay」を開発 3月14日発売ローソンから対応開始

磁気カードのギフトカードとして長年親しまれてきた「QUOカード(クオ・カード)」にスマホ版が登場。送りたい相手にコード(URL)を送付する形式で、受け手、送り手共に特別なアプリのインストールは不要だ。

 クオカードは3月14日、スマートフォンで使うデジタルギフトカード「クオ・カード ペイ(QUOカードPay)」を発売する。購入金額は50円から10万円まで1円単位で設定可能で、贈る側(購入者)、使う側ともに特別なアプリを必要としないことが特徴。利用できる加盟店は順次拡大予定で、第1弾として3月26日(予定)から全国のローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100店頭で利用できるようにする。


クオ・カード ペイのWebサイト

 クオ・カード ペイは、スマホが普及する中、ユーザーのギフト需要の多様化に対応するために誕生したという。

 購入者は会員登録した上で、ECサイト経由でカードを購入する。購入代金は銀行振り込みで支払う。振り込み後、最短で1営業日以内にデジタルコード(カード固有のURL)が記載されたCSVファイルが送付されるので、そのコードをメールやSNSなどで利用者に送付すれば贈呈は完了だ。

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 カードのデザインは、自前のものを含めて自由に指定できるという。


カード購入時のフロー

 利用者は、贈呈者から受け取ったメッセージに記載されているカード固有のURLをWebブラウザで開いてカードを利用する。先述の通りアプリのインストールは不要だが、より便利に使える専用アプリも用意するという。

 Webブラウザかアプリでカードを開くと、バーコードとQRコードが表示される。加盟店に応じてどちらかを読み取ってもらうことで、残高の範囲内で決済を行える。従来のクオ・カード(QUOカード)と同様に、現金との併用も可能だ。


利用者側の利用イメージ

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