レビュー
値段相応? それ以上? 3万~4万円台のミドルレンジスマホ3機種を撮り比べ:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/5 ページ)
最近、ハイエンドモデルを中心に激しくなりつつあるスマホの「カメラ競争」。翻って、手頃な価格のミドルレンジスマホのカメラって、どうなんでしょう? シャープ、Huawei(ファーウェイ)、OPPO(オッポ)の現行3機種で撮り比べてみるのである。
まずは人を撮るところから
最初は人物を撮ってみよう。
AQUOS sense2
AQUOS sense2は「AIオート」モードを持っていて、人物・料理・花・夕景・花火・QRコード・白板黒板の7パターンを認識する。「AQUOS zero」など上位機種は犬や猫も認識してくれるが、そこまではいってない感じ。
人を撮るにはちょっと広角すぎかも。人物は構図の中央に入れる方がよさげ。
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P20 lite
続いてP20 lite。P20 Proや「HUAWEI Mate20 Pro」はAIを使ったシーン認識がウリだけれど、P20 liteにはない。
シーン認識はないけれど、発色はなかな鮮やかでいい。
AX7
OPPO AX7はアウトカメラでもビューティー機能を働かせられる。
ということで、ビューティー「オフ」と「レベル3」でどうぞ。
ざっと見ると、日陰という条件ながら肌の血色が一番良く撮れているのがP20 lite。これはさすが。
AX7は、HDR(高ダイナミックレンジ)機能が自動的に働いて、社殿奥の木々が白トビせずに残った。これもなかなか良し。
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