スマホ疲れ年代1位は10代、理由の上位は「SNSや返事が面倒」「バッテリー消耗」――携帯市場のスマホ利用実態調査
携帯市場がスマートフォンの利用実態アンケート結果について発表。脱スマホを考えたことがあるユーザーは33%と前回調査より微増し、年代別では10代が約半数に。理由1位は「SNSの返信が面倒」、2位は「バッテリーの消耗」で、「個人情報漏洩」は4位となっている。
携帯市場は2月19日、スマートフォンの利用実態アンケート結果について発表した。調査にはクロス・マーケティングのアンケートパネル「QiQUMO(キクモ)」を利用し、対象は10代から60代までの各100人、計600人。
これまでにスマホの利用を辞めたいと考える「脱スマホ・スマホ断食」について聞いたところ、33%が「ある」と回答。2018年10月に行った自主調査での同様の問いでは「ある」が27%で、約5カ月で6ポイント増加した。年代別では10代~20代の若年層順にその傾向が強くなり、10代は48%と比較的高い。
「脱スマホ・スマホ断食」を考える理由の1位は「SNSの返信が面倒」、2位が「バッテリーの消耗」、3位が「インターネットやゲームのしすぎ」、4位は「個人情報漏洩への不安」となった。年代別で見ると、10代や20代は「SNSの返事が面倒」の割合が約3割となっている。
1日のスマホ利用時間を聞いたところ、1位は「1時間~3時間」で、2位は「40分以内」、3位は「3時間~5時間」。年代別では若年層ほど利用時間が多くなる傾向にあり、10代は「それ以上」となる5時間以上の利用が約3割存在している。
スマホのない生活は考えられるかという質問では「考えられる」が43%、「考えられない」が57%に。年代別で見ると、40代は「考えられる」が57人、60代は56人と半数を上回り、50代では「考えられる」と「考えられない」が半々、10代から30代は「考えられない」が約6割~7割と圧倒的に多くなった。
また、調査の番外編として「ガラケーが良かったと思うか?」と聞いたところ、38%が「思う」と回答。50代~60代以上だけでなく、10代を除いた全世代で3割を超えている。
関連記事
スマホ利用者の27%が「やめたい」 理由は「面倒」「料金が高い」――携帯市場の調査から
携帯市場が10~70代の男女1000人を対象としたスマートフォンの利用実態アンケートの結果を発表した。全体の27%がスマートフォンをやめたいと思ったことがあると回答。その理由は「SNSや操作が面倒」「料金が高い」が多かった。携帯市場の2019年1月中古ガラケーランキング 「P-01F」がトップに
携帯市場は、2019年1月1日~1月31日までの中古フィーチャーフォン販売・買取ランキングTOP10を発表。販売1位は12カ月連続トップだったソフトバンクの「202SH」を抑えたNTTドコモの「P-01F」で、買い取り1位はソフトバンクの「001SC」。1月の販売実績は1万2000台で、前月比104%となった。携帯市場の2018年中古ガラケー販売ランキング、年間販売1位は11カ月連続TOPの「202SH」
携帯市場が2018年1月1日から11月30日までの中古フィーチャーフォンの販売・買取ランキングトップ10を発表。年間販売1位は11カ月連続トップの「202SH」で、トップ10にソフトバンクの機種が4機種ランクイン。キャリア別でみると売上・買取ともにNTTドコモが約半数のシェアを獲得している。なぜ「ガラケー」がいまだに支持されるのか? 現役ユーザーに聞く
中古携帯を販売している携帯市場のガラケー専門店では、2018年のガラケーの販売台数や売り上げが、2017年から約5倍に伸びている。特にスマホやタブレットとの2台持ちが増えているそうだ。なぜいまだにガラケーが人気なのか。現役ユーザーに聞いた。携帯市場の中古ガラケー15万台を販売 売れ行きは10カ月連続で「202SH」が1位
携帯市場は、10月1日から10月31日までの中古フィーチャーフォン販売台数が15万台を達成したと発表。昨年同期比で1.5倍となり、12月末時点では20万台を超える見込みとなっている。販売台数ランキングは10カ月連続で「202SH」が1位を獲得した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.