面白いだけじゃない! 「ZenFone 6」のフリップカメラを遊び倒す:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)
自動フリップ式のカメラを採用した「ZenFone 6」が面白い。アウトカメラの画質でそのままセルフィーができてしまう。しかもZenFone 6のカメラは広角カメラと超広角カメラの2本立てなので、超広角自撮りもいける。
フリップカメラを使ったいろんなお遊び付き
デュアルカメラをアウトカメラとしてもインカメラとしても使えるのが「フリップカメラ」の主眼であるが、カメラ部がモーターで180度動く、となればいろんな使い方ができるぞ、というわけである。
まずボリュームキーの上下で手動フリップが可能だ。すると、こんな風に好きな角度で止められるので、縦位置撮影専用になるけど、普段は撮りづらいアングルでも楽な姿勢で撮れる。
こんな風に真上を撮るとか。
ただまあ、カメラ部分が目立ってちょっと不審なので、不審な場所で不審な撮り方はしないように。
さらに、これを使ったユニークな機能を2つばかり持っている。1つはモーショントラッキング。被写体をタッチして指定すると「被写体を追いかけてカメラ部が自動的に動く」というもの。
まあ動く範囲が限られているのでお遊び程度なんだけど、この動画、私は一切動かずに撮ったもの。彼女の動きを追いかけて回転しているのが分かる。
もう1つは自動パノラマ。
カメラが自動的に回転してパノラマを撮ってくれる。ただ、これもカメラの可動範囲の関係でと上下の画角が狭いので、使いどころは難しいかな。最後は自分の顔が入っちゃうし(途中でシャッターボタンを押せば、撮影は終了できるので、自分の顔を入れたくないときは、そうしよう)。自動パノラマを超広角カメラでやってくれるともうちょっと上下の画角が広くなってよかったかも。
まあ、フリップカメラならではお遊び機能というところだ。もちろん普通のパノラマ撮影もできる。
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