10~20代女性の40%以上がスマホの「小型化」を希望 MMDの調査
MMD研究所は、2月20日に「2020年2月スマートフォン端末に関する意識調査」の結果を発表した。購入時に重視する価格以外の項目は「バッテリー持ち」「メーカー」「画面のサイズ」で、10~20代女性の40%以上が「小型化」を希望している。
MMD研究所は、2月20日に「2020年2月スマートフォン端末に関する意識調査」の結果を発表した。対象はスマートフォンを利用する18歳~69歳の男女2086人で、調査期間は2月17日~18日。
スマートフォン購入時に価格以外で重視している項目を複数回答で聞いたところ「バッテリー持ち」が49.3%と最も多く、次いで「メーカー(ブランド)」の46.7%、「画面のサイズ」の40.7%。年代別では10代と30~50代は「バッテリー持ち」、20代は「メーカー(ブランド)」、60代は「画面のサイズ」が最も多い。特に「画面のサイズ」は年代が上がるにつれて数値が高くなり、10代は20.5%だが60代は52.5%となった。
スマートフォンに求めるサイズは「片手に収まる小型サイズが良い」が31.1%と最も多く、「大画面サイズが良い」が27.7%、「スリムで縦長の大画面が良い」が22.0%、「特に意識していない」は19.3%となった。性年代別にみると、男性の10~30代と50代、女性の10~40代は「片手に収まる小型サイズが良い」、男性の40代と60代、女性の50~60代は「大画面サイズが良い」と回答し、特に女性の10~20代は「片手に収まる小型サイズが良い」との回答が4割を超えている。
外出時にスマートフォンを入れる場所について、男性は「ズボンの脇ポケット」が10~40代で最も多く、50代は「カバンの中」と「上着やシャツの胸ポケット」、60代は「上着やシャツの胸ポケット」となった。女性は全年代で「カバンの中」が最も多く、40代は76.1%、50~60代は88%を超えている。
折りたたみスマートフォンの利用意向については「使ってみたい(18.3%)」「やや使ってみたい(31.4%)」が49.6%となり、約半数が興味を持っていることが分かった。
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