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「Facebook Messenger」のiOSアプリが再設計でコンパクトかつ高速に
Facebookが、メッセージングアプリ「Facebook Messenger」のiOS版を一からコーディングし直した。容量は4分の1になり、起動速度は2倍速くなったとしている。数週間かけてロールアウト中だ。
米Facebookは3月2日(現地時間)、iOS版「Facebook Messenger」アプリを一から作り直し、容量を4分の1に、起動速度を2倍にしたと発表した。新アプリは向こう数週間をかけて全iOSユーザーにロールアウトしていく。
できる限りネイティブOSの機能を活用し、またSQLiteをユニバーサルシステムとして使うことでコードを従来の170万行から36万行に84%削減することができたとしている。
Messengerは2011年の立ち上げ以来、様々な機能が追加され、ピーク時にはアプリ容量が130MBを超えていた。そのため起動が遅くなり、また、タブが増えたことによって操作も複雑になっていた。2018年の「Messenger 4」の公開で操作はややシンプルになったが、今回の再設計で操作をさらにシンプルにした。公式ブログには書かれていないが、「発見」タブの削除もその1つとみられる。
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なお、具体的にどの機能かは不明だが、「再構築の一環として、いくつかの機能が一時的に使えなくなる」が現在それを復活させるために取り組んでいるという。
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