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QualcommとEricsson、5Gキャリアアグリゲーションの相互運用性テストを完了
QualcommとEricssonが、5G通信帯域でのキャリアアグリゲーションの相互運用性テストを完了したと発表。キャリアアグリゲーションにより、オペレータは複数のSub-6GHzチャンネルを同時に使って基地局と5G端末間でデータを転送できるようになる。この機能は、2021年中にグローバルに導入されると予想される。
米QualcommとスウェーデンEricssonは8月27日(米国時間)、5G通信帯域でのキャリアアグリゲーションにおけるデータ通信の相互運用性テストを完了したと発表した。
両社は、中国北京のEricssonのラボとスウェーデンで、Ericssonの5GインフラとQualcommの5nmプロセスの5Gモデル「Snapdragon X60」を使ってテストした。
両社は、FDD/TDD1とTDD/TDDの両方の帯域にわたる5Gスタンドアロン(SA)キャリアアグリゲーションの世界初の相互運用性テストに成功した。5Gキャリアアグリゲーションにより、オペレータは複数のSub-6GHzチャンネルを同時に使って基地局と5G端末間でデータを転送できるようになる。この機能は、2021年中にグローバルに導入されると予想される。
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