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楽天、自動飛行ドローンの配送サービスを開始 三重県・間崎島で1月22日まで
楽天は、1月6日~22日に自動飛行ドローンの配送サービスを期間限定で提供。対象は三重県志摩市の間崎島で、間崎島の住民は配送手数料500円(税込み)で利用できる。
楽天は、1月6日~22日に自動飛行ドローンの配送サービスを期間限定で提供する。対象は三重県志摩市の間崎島。
本サービスでは新型コロナウイルス感染症対策として、できる限り人を介さない目的で実施。同市内のスーパーマーケット「マックスバリュ鵜方店」と、本土から約4km離れた「間崎島開発総合センター」の往復約11km間で自動制御の目視外飛行(レベル3飛行)を行う。
注文手段は専用アプリ、同センター内でのタブレット注文や専用スキャナでの送信方式を用意し、同センターの閉館時はポスト投函も可能。受取時は同センターに到着した自動飛行ドローンが自動で荷物を切り離すため、注文者が人を介さずに商品を受け取れるようになっている。
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決済手段は現金をはじめ、同センターに楽天グループの実店舗向けキャッシュレス決済サービス「楽天ペイ(実店舗決済)」を導入。主要なクレジットカードや電子マネーによるキャッシュレス決済も利用でき、専用アプリでの注文には「楽天ペイ(オンライン決済)」も可能だ。本サービスの利用対象は間崎島の住民で、配送手数料は500円(税込み)。
また、本サービスは三重県が国内外の企業からアイデアを募集して開発のサポートや実証・社会実装の支援などを行う「クリ“ミエ”イティブ実証サポート事業」の認定・支援のもとで実施。今後は自動飛行ドローンを活用し、恒常的な配送サービス提供の実用化を目指すという。
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