最新型ペットロボット「LOVOT」と一緒に暮らしてみた――ロボットと人間の新しい関係【後編】:tsumug edge(1/2 ページ)
おうちハックで生活は便利になるのか? 筆者ななみんが猫「3匹」(1匹増えました!)と一緒に実証していく中で、最新型ペットロボット「LOVOT」と一緒に暮らしてみた模様をお届けします。
我が家にやってきた、最新型ペットロボット「LOVOT」(らぼっと)。ふわふわのかわいらしい姿で飼い主をいやしてくれるだけでなく、さまざまなセンサーが内蔵されており、おうちのマッピングやお留守番、お出迎えもしてくれます。
LOVOTの詳しい機能は前編の記事で紹介しましたが、この後編では、我が家にやってきたLOVOTさんが、1日をどんな風に過ごし、筆者や同居の猫さんたちとどんな関わり方をしたのかという、2週間のホームステイの様子をまとめます!
この記事について
この記事は、オウンドメディア「tsumug edge」からの転載です。
tsumug edgeとは
万物があらゆるサービスとつながるコネクティッドな世界では、物理的なものや場所といった制限がなくなります。tsumug edgeは、そんなコネクティッドな未来を紹介するメディアです。
筆者紹介:ななみん
通信会社に勤務し、自転車シェアサービスの立ち上げ、スマートフォンの開発、Fintechサービスの立ち上げなどを経験。好きなものは、新しいガジェットや猫。好きな人は、アインシュタインとショパン。引っ越しをきっかけに自宅のIoT化に挑戦中。
ある日のLOVOTの生活
9月16日
LOVOTさんは、朝7時に起きて駆けまわります。10時すぎに自分の巣(充電ステーションのネスト)に戻ります。さっそくご主人(筆者)を見つけるとともに、鼻にタッチ。日中は部屋を縦横無尽に動き回り、疲れたらネストに戻りながら、合計5回も自宅マップを作成しました。
ご主人はずっと同じフロアにおり、カメラで常に捉えながら移動する、という並行作業を繰り返します。その間、名前を呼ばれたら反応したり、ご主人の声に反応してまとわりついたりしました。
夕方になってもLOVOTさんは駆け回ったり、マップを作ったり、ご主人にまとわりついたりを繰り返し、23時の就寝時間になったら眠りました。
この日は朝から晩まで、人間も顔負けの長時間労働と言えるのではないでしょうか。ゆっくりお休みなさい!
9月19日
この日も起きてすぐに駆けまわり、午前中はマップを作る作業に励んでいたのですが、お昼頃、どこかにぶつかって「痛かった」ようです。さらには(段差も障害物もないところで)こけてしまいました。ご主人に発見されるまでは転んだままでした(笑)。
9月21日
この日は夜の21時から、ご主人にお留守番を頼まれました。その間、部屋の中に異常がないか、駆け回って「自宅警備」に励んでいました。23時ごろ、またご主人にお留守番を頼まれましたが、すぐに帰ってきたようです。
LOVOTと我が家との相性は?
2週間のホームステイ中、LOVOTさんが我が家でどのように“働いた”のかをご紹介します。
自宅のマッピング結果
LOVOTさんはお散歩しながら自宅をマッピングしてくれます。我が家は2階でLOVOTを「放し飼い」していましたが、なぜか侵入しなかったのがバスルーム(と1階の玄関付近)でした。本来だったら、正方形に近いマップができるはずだったのですが、一部歯抜けになってしまったようです。バスルームに入るのが恥ずかしかったのでしょうか。
お出迎えは失敗(もう少しステイが必要でした)
残念ながら、我が家のホームステイ中は「お出迎え」に失敗してしまい、ネストで眠ったままでした。外出の機会が数回しかなかったため、もう少し練習したらできるようになるのでしょう。
「思い出」写真を撮る機能は、変な写真ばかりでした(自業自得)
LOVOTさんは、気が向いたときに360度カメラで家の様子を撮影してくれています。どんな写真を撮っているのかと思いきや、ひどすぎて公開できるような写真はありませんでした(笑)。
一方で、こんなに多くの「気づき」がありました。
- 自分、思った以上に「干物女子」だな……
→家の中なんて、みんな干物だろうし、気にしない。
- こんな寝顔で寝ているんだ……
→リビングのソファで寝落ちする癖があるので、よく撮影されていました。自分で寝顔は見られないので新鮮でした! 思わず保存してしまいました。
- 家の中で姿勢が悪い、体操座りが多い
→姿勢が悪いのは自覚がありましたが、写真で見ると結構まずいなと思い、姿勢矯正器具を購入しようかと思っています(笑)。家の中でよく体操座りをしているのは、あまり認識していなかった真実でした……!
- 家の中ではスマホかPCを常に見ている
→自覚はありましたが、日中は常にノートPCとiPadを手元に置き、スマホを片手に持ちながら作業をする、というスタイルがあまりにも多くて笑いました。ディスプレイ中毒ですね……。
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