速報
「iOS 15」「iPad OS 15」「watchOS 8」の配信開始 脆弱性修正も
Appleが「iOS 15」「iPad OS 15」「watchOS 8」の配信を開始した。「FaceTime」にApple製品以外からも参加できるようになるなどの新機能が使えるようになる。また、22件の脆弱性にも対処した。
米Appleが9月20日(現地時間)、「iOS 15」「iPad OS 15」「watchOS 8」「tvOS 15」の配信を開始した。確認した限り、日本時間の21日午前5時ごろからアップデートが可能になっていた。
iOSは、iPhoneからはWi-Fiに接続し、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から手動でアップデートできる。MacではFinder、WindowsではiTunes経由でもアップデートできる。
iOS 15ではビデオ通話アプリ「FaceTime」の機能を拡張し、Apple製以外の端末でも利用可能になる他、指定した日時に他ユーザーを招待できるようになる。通知や利用アプリを絞り込める「集中モード」も新たに用意する。
advertisement
セキュリティ関連でも、アプリ間でのコピー&ペーストを安全にする「セキュアペースト」などの新機能が追加される他、22件の脆弱性に対処する。
iOS 15の対象機種は以下の通り。
- iPhone:iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE(第1世代)、iPhone SE(第2世代)
- iPod touch:iPod touch(第7世代)
関連記事
「iOS 15」「iPadOS 15」「watchOS 8」が9月21日に配信開始
Appleが、iPhone向け「iOS 15」、iPad向け「iPadOS 15」、Apple Watch向け「watchOS 8」を9月21日に配信開始する。iOS 15ではビデオ通話アプリ「FaceTime」の機能を拡張し、Apple製以外の端末でも利用可能になる。iPadOS 15ではマルチタスク機能がより直感的になり、一度のタップでSplit ViewやSlide Overが使える。Appleが「iPhone 13シリーズ」を発表 9月24日発売
Appleが新しいiPhoneを発表した。よりパワフルなA15 Bionicプロセッサを搭載し、より高速な処理を期待できる。【更新】iOS、iPadOS、watchOS、macOSの緊急更新 “既に悪用された可能性のある脆弱性”を修正
Appleは“既に悪用された可能性のある脆弱性”を修正するアップデートをiPhone、iPad、Apple Watch、Mac向けにリリースした。これらの脆弱性をAppleに報告したCitizen Labは、至急更新することを強く勧めている。「iOS 15」発表、「FaceTime」で招待やコンテンツ共有が可能に 「通知」のフィルター強化も
AppleがWWDC21で「iOS 15」を発表した。2021年秋にリリースする予定。「FaceTime」を拡張し、指定した日時にユーザーを招待したり、コンテンツを共有したりできる。時間帯ごとに、ユーザーの行動と関連性の高い「通知」のサマリー表示も可能になる。「iPadOS 15」発表 MacからiPadを操作する「ユニバーサルコントロール」やどこでもメモ機能「クイックメモ」など
Appleはオンラインの「WWDC21」でiPad向けの新OS「iPadOS 15」を発表した。近くに置いたMacのキーボードやトラックパッドを使ってiPadからMacにファイルを移動できる機能や、iPadのシステム横断でメモを取れる「クイックメモ」機能などが追加される。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.