「iPhone SE(第3世代)」と「iPhone 12 mini/13 mini」を比較 今買うならどれ?(4/5 ページ)
Appleは3月18日、新型スマートフォン「iPhone SE(第3世代)」を発売する。前世代モデルのフォルムを踏襲しつつ、初めて5Gに対応した。一方で、iPhoneの現行ラインアップには、5G対応でサイズ感の近い小型モデル「iPhone 12 mini」「iPhone 13 mini」もあるので、3機種を比較した。
価格はiPhone SEが最安だが、実売は……
iPhone SE(第3世代)は見た目こそ変わらないものの、最新プロセッサの搭載により、使用感は大きく刷新された。5Gネットワークも拡大期を迎えつつあり、ほどよいタイミングで登場したTouch ID対応モデルとなっている。
特に「顔認証よりも指紋認証」派、「ホームボタンを捨てたくない」派にはいい選択肢となるだろう。サポート終了が迫るiPhone 7/8からの買い換えにもちょうど良い買い換え候補となりそうだ。
iPhone SEシリーズはiPhoneの入門モデルと位置付けられているだけあり、Apple Storeでの販売価格は現行ラインアップでは最も安価になっている。
128GBモデルで価格を比較すると、iPhone SE(第3世代)が6万3800円、iPhone 12 miniが7万5800円、iPhone 13 miniが8万6800円となっている(2022年3月10日時点)。ただし、これはあくまでApple Storeでの直販価格であって、4キャリアで購入する場合はまた事情が異なる。
4キャリアではiPhoneの販売価格をそれぞれ独自に定めているが、発売から数カ月たったモデルは大幅に割引して販売することも多い。特に週末や月末、年度末にはこの傾向が強く、運が良ければ数万円ほどで購入できる場合もある。
特に、発売から1年半が経過したiPhone 12 miniは在庫限りで大幅な値引き販売を行っている例が良く見られる。3月5日に都内の某量販店で確認したところ、あるキャリアではiPhone 12 mini 64GBモデルをMNP転入だと一括10円(単体購入では2万2010円)で販売。iPhone 13 mini 128GBはMNP転入で一括4万6569円(単体購入なら6万8560円)となっていた。
大手キャリアが販売するスマートフォンは現在では原則としてSIMロックフリーとなっており、iPhoneの場合は国内のどの通信キャリアも使える。キャリア販売のiPhoneもAppleのサポートが利用できるため、携帯キャリア経由で購入して、他社のSIMカードを入れて使うことも可能だ。
セール販売の内容は店舗や時期によっても大きく異なり、容量や色を選べないこともあるが、買い方次第では、より上位の機種でも負担をなく購入できる可能性がある。iPhone SE(第3世代)も時期によっては、同様のセール販売の対象になる可能性もあるため、指紋センサー&5G対応のiPhoneをお得に購入したい場合は要注目だ。
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