ソニーの「LinkBuds」が「Ingress」と音声ARで連携 音だけでポータルの位置を特定
「Pokemon GO(ポケモンGO)」で世界的なヒットを飛ばしたNianticは7月28日、同社のゲーム「Ingress」とソニーの穴あきイヤフォン「LinkBuds」「LinkBuds S」が連携したと発表した。地図情報の活用により現実世界をゲーム盤にしたIngressは、世界200以上の国や地域で、2000万以上ダウンロードされている、リアル・ワールド・ゲームを先駆けた作品。今回の連携により、音だけでポータルの位置を特定できるヘッドトラッキング機能が追加された。
「Pokemon GO(ポケモンGO)」で世界的なヒットを飛ばしたNianticは7月28日、同社のゲーム「Ingress」とソニーの穴あきイヤフォン「LinkBuds」「LinkBuds S」が連携したと発表した。
地図情報の活用により現実世界をゲーム盤にしたIngressは、世界200以上の国や地域で、2000万以上ダウンロードされている、リアル・ワールド・ゲームを先駆けた作品。
プレイヤーは緑のエンライテンドか青のレジスタンスのエージェントとして、XMという謎の物質をコントロールするための秘密の戦いに参加できる。世界各地に実在する歴史的建造物や芸術作品などのポータルを奪い合い、自分のチームのポータル同士をリンクして三角形をつくることで、チームの得点を獲得する。また、2018年11月に提供されたIngress Primeには、新しいUIやAR機能など、Nianticの最新技術が採用されている。
今回の連携により、音だけでポータルの位置を特定できるヘッドトラッキング機能が追加された。具体的には、LinkBudsに内蔵されたコンパスとジャイロセンサーを活用。LinkBudsを装着したまま頭を動かすと、ポータルに近づいているのか離れたのかが音で分かるようになったので、スマホの画面を確認する必要がなくなった。
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