予想以上に優秀だった「Pixel 6a」のカメラ 望遠カメラを除けばPixel 6 Proと遜色なし:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)
「Google Pixel 6」の廉価モデルという扱いになるであろう「Google Pixel 6a」。シンプルなデュアルカメラのスマホで、望遠カメラがないことや画角のちょっとした差を除けば、「Google Pixel 6 Pro」にも迫る撮り心地のカメラを備えたスマホといえる。
いろんなシーンを撮ってみよう
で終わってもアレなので、いろんなシーンでの作例もいこう。
まず赤と青と緑の風景から。
夏らしくひまわりも行こう。2xのデジタルズームで撮ったがそれを感じさせない写りはよい。
室内のホワイトバランスが難しい照明下でも、きちんと色を合わせてくれるのも特徴だ。
このシーン。白熱灯に近い赤みが多い照明の下でありながら、Pixel 6aはきちんと白を白く合わせて撮ってくれた。
ただ、少し赤みを乗せたい、逆にもっとクールな感じにしたい、などなどちょっといじりたいときは、フォーカスを合わせたいところをタップする。すると、色温度、明るさ、シャドー部の3つをその場で調整できる。Pixelならではの、その場で感覚的に調整できる素晴らしい機能なので使うべし。
続いて、近距離の被写体ということで、たぬきの置物を撮ってみた。
人を撮るときは大きな円が顔の位置を示す。
そしてポートレートモードになると、1.5xくらいに画角が狭くなるのもPixelの特徴だ。
背景ぼかしのクオリティーは従来同様非常に高く、ポートレートに限らず日常的に使える。
そして夜。暗くなると自動的に夜景モードになる(設定にできる)。ちょっと人工的な感じはあるけど優秀である。
夜景モードでもう1枚。夜、散歩していたら猫がいたのである。ごろんと転がっておとなしくしていたので、つい撮ってしまったのだ。それがけっこうよく撮れていたのである。
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