レビュー

「Pixel 7 Pro」のカメラは何がすごい？　iPhone 14 ProやPixel 6 Proと撮り比べて分かったこと：荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ（2/4 ページ）

性能的にもカメラ的にも安定感があり、企業としてはとても知名度が高いのに日本ではメジャーになりきれない「Google Pixel」シリーズ。個人的にはAndroidのSIMロックフリー端末デビューに最適だと思うが、カメラの性能はどうか。「Pixel 7 Pro」の他に、「Pro」が付く端末「Google Pixel 6 Pro」「iPhone 14 Pro」のカメラを撮り比べる。

[荻窪圭，ITmedia]
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5xズームレンズの迫力はすごいぞ


横位置にして5xで撮影ようとしているの図。画面中央の水準器がうれしい

　さらに望遠へ行こう。5xと4xと3x、と機種によって差があるけど、そこは素直にその望遠カメラの性能をチェックってことで。


Pixel 7 Proの5x望遠カメラ。さすがに5xだけあってぐぐっと被写体に迫れるし、画質もいい

Pixel 6 Proは4xの望遠

iPhone 14 Proは3xの望遠

　さらに望遠へ伸ばそう。iPhone 14 Proの最高倍率と合わせてみた。これはPixel 7 ProとiPhone 14 Proのみの比較で。


15xの望遠で（iPhone 14 Proの最大望遠と合わせてみた）

iPhone 14 Proの最大望遠である15xで

　ほぼ同じズーム倍率だけど、もともとのカメラがより望遠な上に、望遠カメラまでクアッドピクセルなPixel 7 Proの方が優秀でディテールまで頑張って出している。

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　それにしても、だ。スマホでこのズーム倍率でこのクオリティーはやばい。

　さらにPixel 7 Proの最高倍率へといこう。


Pixel 7 Proで30xの望遠。予想以上にしっかりした写りでびっくり

　わけ分かんないよね。

　別の被写体でもどうぞ。さすがに夕刻で暗くなってきたこともあり、望遠カメラは暗所には強くないのでノイジーにはなるけど、すごいことに変わりはない。


Pixel 7 Proの広角カメラで、国立競技場を撮ってみた

Pixel 7 Proの5xの望遠カメラで国立競技場。ここまで寄れる

さらに最大ズームの30x。さすがにちょっと暗くなってきたこともあり、ISO感度が上がって画質は落ちているけどここまで寄れちゃうのである

　面白いのでもういっちょ30xの望遠写真といこう。富士山である。撮影場所は東京都世田谷区。富士山山頂から直線距離にして87～88キロくらいだ。

　30xともなると手もブレやすくて構図を決めるのも大変、ってことでちゃんとガイドが出る。これを使って富士山を中央におさめるのだ。


15x以上になると左上にサムネイルが出て構図を決めやすくなる。

　冠雪の富士山。ジグザグの登山道（だよね？）もはっきり見えている。


87～88キロほど離れた場所から30xの望遠で撮った富士山。東京から富士山をこの大きさ・クオリティーで撮れるのである

　望遠編の最後は夕日がきれいだったので、つい5xズームで撮った電車。夕日で赤く染まりつつある車両がいい感じだ。


Pixel 7 Proの5xの望遠で夕日を浴びた発車した電車を
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