携帯3社、トルコ地震の被害へ支援 国際電話の無料化や衛星携帯電話貸し出しなど
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、トルコ南東部を震源とする地震に対する支援を発表。国際電話サービスの無償化や、現地で活動するNGOなどへの衛星携帯電話の貸し出しなどを行う。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、2月15日にトルコ南東部を震源とする地震に対する支援を発表した。
NTTドコモは利用者全てを対象に、日本発/トルコ着の国際電話料金、国際SMSの送信料金を無償化。ユーザーがトルコに渡航している期間中の音声通話、SMSも無償化する。対象期間は2月6日~3月5日の利用分。
KDDIはauひかり、au、UQ mobile、povo1.0/2.0などのユーザーの日本発、トルコ着の国際電話料金を無償化。日本発/トルコ着の国際SMSの送信料金(au、UQ mobile、povo1.0/2.0)や、トルコへ渡航中のユーザーの音声通話料金とSMSの送信料(au、UQ mobile、povo1.0)を無償化する。対象期間は2月6日~3月5日(日本時間)の間の利用分。
被災地での救助活動や支援などを目的に、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際連合児童基金(UNICEF)、日本赤十字社へ1000万円の寄付を行う。被災地の救援/復興支援を目的にKDDI社会貢献サイト「キボウのカケハシ」を通じた救援金も受け付け、現地で活動するNGOなどの支援団体へ衛星携帯電話の貸し出しも行う。
ソフトバンクではソフトバンク、Y!mobile、LINEMOのスマートフォン/携帯電話を利用しているユーザーを対象に、日本とトルコ間の国際電話、国際SMS、トルコ国内での音声通話/SMSを無償化。日本からトルコ向けの国際電話料金と国際SMSの送信料、トルコから日本向けとトルコ国内間の音声通話料金とSMSの送信料を無償化する。対象期間は2月6日~3月5日(日本時間)。
また、被災者や現地で活動する医療従事者、支援者に向けてソフトバンクが資本/業務提携しているWOTAのポータブル水再生システム「WOTA BOX」をNGOへ5台貸し出し予定。支援団体への衛星電話の貸し出も行う他、2月9日に「2023年トルコ・シリア地震救援金プロジェクト」を開始して救援や復興活動を支援するための寄付を受け付けている。
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