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Androidの「Google Pay」が順次「Googleウォレット」に
「Google Pay」から「Googleウォレット(Google Wallet)」へのリニューアルが、日本でもついに始まった。AndroidスマホのGoogle Payアプリを最新バージョンに置き換えることで移行できるが、実際に移行できるタイミングは端末によって異なり、数週間かかる可能性もある。
Googleは3月29日、Android端末向けのウォレットサービス「Google Pay」を順次「Googleウォレット(Google Wallet)」に切り替えることを発表した。Google Payアプリを最新バージョンに更新することで自動的に切り替わるが、適用されるまで数週間かかる可能性もある。
なお海外では、ほとんどの市場においてGoogleウォレットへの切り替えが完了している。
Googleウォレットアプリでは、従来のGoogle Payアプリからユーザーインタフェース(UI)を刷新し、より便利に使えるようになっている。「Gmail」のパーソナライズを許可している場合、受信したメールをもとにしてポイントカードを自動登録する機能も備える。
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Google Playの個別ページを開くと、いまだに「Google Pay」になっている。3月30日時点において、筆者のAndroidスマホ(5台)のうちGoogleウォレットに置き換わったのは1台のみである
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