iCloudは無料でOK iPhoneで写真100万枚を保存できる「共有アルバム」が便利すぎる(2/3 ページ)
iPhoneで、楽しい思い出をたくさん写真や動画に収めたのはいいものの、悩ましいのはバックアップ先です。実は、iCloudには、その容量を消費することなく、写真や動画を最大100万点保存できる共有アルバム機能があるのです。
共有アルバムに写真を追加して保存する
作った共有アルバムに、写真やビデオを追加しましょう。方法は2つあります。1つは共有アルバムから行うもの、もう1つはライブラリから選択する方法です。
共有アルバムで写真を追加する
作ったばかりの共有アルバムを開き、「+」(追加)ボタンをタップすると、iPhoneに保存してある写真が表示されます。その中から共有アルバムに追加したい写真を選択していきましょう。
共有アルバムから追加する方法。開いた共有アルバム内の「+」ボタンをタップすると、ライブラリ内の写真が一覧表示されるので、選んで「追加」ボタンをタップします。コメントを入れることもできますが、そのまま「投稿」することももちろんできます
ライブラリから写真を追加する
「写真」アプリを開くと、デフォルトで表示されている「ライブラリ」から、写真を選んで共有アルバムに追加していくことも可能です。ここでは、選択後に表示される「共有ボタン」を使います。
「写真」アプリの「ライブラリ」タブが選択されていることを確認したら、右上の「選択」をタップし、共有アルバムに追加したい写真をタップして選んでいきます。選び終わったら、左下の「共有」ボタンをタップします
共有アルバムをシェアする
自分のアカウントとひも付いているiCloudの容量を圧迫することなく写真をクラウド保存できる共有アルバムですが、本来の用途であるメンバーとアルバムを作り上げることや、メンバーに見てもらうにはどうすればよいでしょうか。
コメントの追加や「いいね!」の付加などは、iCloudユーザー(つまり、Apple IDを持っている人)しかできません。このようなユーザーは共有アルバムの「参加者」となり、共にアルバムを作っていけます。
しかし、共有したい相手がAndroidユーザー、またはPCしか持っておらず、Apple IDがないという場合は、Webサイトと同じ感覚で閲覧してもらう以外の方法がありません。参加者になってもらう方法は「共有アルバムを作る」の項目で確認していただくとして、ここでは、非iCloudユーザー向けの手順を紹介します。
シェアしたい共有アルバムを開き、「メンバー」ボタンから「公開Webサイト」をオンにします。しばらくすると、独自URLが表示されるので、「リンクを共有」からメールやFacebook Messengerなどで、そのURLを相手に伝えましょう
共有アルバムのURLを受け取った人は、リンクをタップするだけでブラウザ上で写真を閲覧できるようになります。また、ブラウザの機能を使って、必要な写真を自分の端末にダウンロードすることもできます。
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