YouTube MusicのモバイルアプリにTikTokのような「サンプル」タブ

　米Google傘下のYouTubeは8月15日（現地時間）、YouTube Musicのモバイルアプリの新機能「サンプル」を発表した。アプリの画面下部に並ぶタブはこれまで「ホーム」「探索」「ライブラリ」の3つだったが、「ホーム」と「探索」の間に新たに「サンプル」タブが加わった。

　「サンプル」タブは、「新しいお気に入りの音楽を発見するための短い形式の動画セグメントのシームレスなフィード」だとYouTubeは説明している。TikTokのように、お勧めのミュージックビデオが縦スクロールで表示できる。

　TikTokと同様に、表示される動画はそれまでのYouTube Musicでのユーザーの閲覧履歴に基づいてパーソナライズされている。画面右下に「高評価（いいね）」したり共有するためのボタンが縦に並ぶところもTikTokに似ている。TikTokと異なるのは、表示している楽曲を自分のYouTube Musicのプレイリストに追加したり、動画の完全版を再生したりライブラリに保存したりできる点だ。

　YouTubeは、ユーザーが「新しいアーティストの音楽を簡単に発見できる新体験を提供する機会を探していく」としている。