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「iPhone 15/15 Pro」を見て、触って分かった“USB-Cだけじゃない変化“(2/2 ページ)

iPhone 15シリーズは画面サイズも6.1型と6.7型という構成で、ぱっと見のデザインは過去のモデルと比べてほとんど変化のない印象だ。だが、実際に見て、触った限り、しっかりと変化を感じた。Apple Watchの新製品にも触れてきた。

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Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2にも触れる ダブルタップ操作が新しい

 Apple Watchは「Series 9」と「Ultra 2」が発売される。どちらも、新しいプロセッサである「S9」が搭載され、ディスプレイも最高輝度がアップしている。


「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」を新たに発表

 ちなみに、新しい操作性として「ダブルタップ」と呼ばれるものが10月のアップデートで提供される。Apple Watchに電話の着信があった際には、親指と人差し指を「トントン」とすることで、Apple Watchが反応して電話に出られるというものだ。

 一見すると、従来モデルでも対応できそうな機能だが、実際には手首の動きや血流の流れをセンサーが判断し、機械学習によって、ユーザーが反応していると判断する技術となっている。この一連の動作はS9だからこそ実現できるものであり、新製品ではないと対応できないということのようだ。

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 実際に試してみたが、ベルトをキチンと巻き、早すぎず、ややゆっくり「トントン」と指を合わせるとキチンと反応してくれた。

 実はこのダブルタップはApple Vison Proでも採用されている操作性だ。Apple WatchとApple Vison Pro、全く別のカテゴリーの製品であるが、操作性をキチンとそろえているのはアップルならではといえそうだ。


Apple Watch Series 9

Apple Watch Ultra 2

左から、Apple Watch Series 9(セルラーモデル)、Apple Watch Ultra 2、Apple Watch Series 9(GPSモデル)

(取材協力:アップルジャパン

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