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iPhoneを置き時計にできる「スタンバイ」の設定方法 他にどんな情報を表示できる?
9月19日に配信された「iOS 17」では、新たに充電中のiPhoneを横向きにすると現れる「スタンバイ」が追加された。時計やカレンダー、「写真」の「For You」などを表示でき、iPhoneを置き時計として使える。
9月19日に「iOS 17」が配信された。新たにiPhoneを充電中かつ横向きにした状態で現れる「スタンバイ」が追加されており、「設定」の「一般」より少し下にスライドさせた「スタンバイ」の項目でオン/オフが可能となっている。
スタンバイは大きく分けて「ウィジェット」「For You」「時計のみ」の3つの画面で構成されている。充電中にiPhoneを横向きにしたまま数秒間放置すると現れ、左右にスワイプすると画面を切り替え、ウィジェットなどを上下にスワイプすると別のウィジェットや時計に切り替わる。
それぞれの画面でウィジェットをロングタップ(長押し)するとカスタマイズが可能だ。ウィジェットを追加、削除できる他、自動的に上下にスクロールする「スマートローテーション」のオン/オフ切り替えも行える。なお、時計は標準で米国クパティーノが指定されているが、ウィジェットの編集画面で好きな地域に切り替えられる。
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スタンバイは暗所では全て赤色で表示される。ただしスタンバイは端末が大きく傾くなどすると通常のロック画面に変わるため、スタンドやスマホリングなどで傾きを固定しておけるユーザー向けの機能といえる。勤務中や就寝時間にiPhoneを横にして充電ケーブルにつないでおけば、いつでも時計やカレンダーを確認でき、置き時計が不要になるメリットもある。
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