ソフトバンクのスマホ契約数が3000万件突破 2020年8月からの目標を達成
ソフトバンクのスマートフォン契約数が11月6日に3000万件を突破。シンプルな料金プランやグループでの取り組み、多彩な機種ラインアップ、通信ネットワーク品質の安定/向上などを実施し、2020年8月から掲げていた目標を達成した。
ソフトバンクは、11月6日に同社スマートフォン契約数3000万件突破を達成した。シンプルな料金プランやグループでの取り組み、多彩な機種ラインアップ、通信ネットワーク品質の安定/向上などに努めてきた。
具体的には大容量データ利用者や「PayPay」利用者向けの「ソフトバンク」、小/中容量データ利用者向けの「Y!mobile」、オンライン専用「LINEMO」とユーザーのニーズに応じたサービスを展開。2023年10月にはプランに応じてPayPayポイントを付与する「ペイトク」、Y!mobileで新料金プラン「シンプル2」の提供も開始した。
グループでの取り組みとして、ソフトバンク/Y!mobileのスマホ利用者向けには順次「Yahoo!プレミアム」(2023年11月29日から「LYPプレミアム」にアップグレード予定)を追加料金なしで利用できるようにし、ソフトバンクのスマホ利用者には最大半額相当のPayPayポイントが戻ってくる「スーパーPayPayクーポン」を配布。iPhoneシリーズをはじめ、Google Pixelシリーズや「シンプルスマホ」「かんたんスマホ」など多彩な機種を提供している。
また、安定した品質の通信サービスを提供するために基地局の設置をはじめとしたネットワークの整備を継続的に進め、現在5Gの基地局数は7万局、人口カバー率は92%を超えている。ビッグデータやAI(人工知能)を活用したネットワーク品質の解析なども取り入れ、ユーザーの体感を重視した品質の維持と向上に取り組んでいる。
サポート専門の認定ショップスタッフ「スマホアドバイザー」制度や、キャリアを問わず誰でも無料で参加できるスマホ教室などの取り組み、スマホ教室の開催が困難な地域へ出張する移動型車両「スマホなんでもサポート号」の運用を開始。NPS(ネットプロモータースコア)向上にも継続的に取り組み、ユーザーへの満足度アンケートをもとにサービスの提供や業務の改善を行っている。
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