楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」、AndroidとiPhone SE(第3世代)が対象外に 法令改正を受けて
楽天モバイルが、12月22日から「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」の対象機種を変更し、Android全機種とiPhone SE(第3世代)を対象外とした。12月27日から電気通信事業法の施行規則が変更されるため。
楽天モバイルが、12月22日から「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」の対象機種を変更し、Android全機種とiPhone SE(第3世代)を対象外とした。
楽天モバイル買い替え超トクプログラムでは、対象機種を48回払いで購入し、25カ月目以降に端末を返却すると、残りの支払いが無料になる。これにより、最も安いケースで半額で運用することが可能になる。
もともとiPhone向けに提供していたプログラムだが、2023年8月31日からAndroidも対象としていた。
変更の理由について楽天モバイルに確認したところ、電気通信事業法に関する施行規則が12月27日から改正されることを挙げる。楽天モバイル買い替え超トクプログラムは、回線契約がなくても利用できるが、改正される省令では、端末単体の値引きも4万4000円(税込み)までに規制される。同プログラムで免除される金額は、端末返却に基づくものなので、下取り金額が含まれる。この免除額が、同機種の一般的な下取り金額よりも4万4000円以上安いと、4万4000円以上の値引きと見なされ、事業法違反になる可能性が高い。
12月22日午前9時以降は、iPhone 15シリーズ、iPhone 14シリーズ、iPhone 13のみがプログラムの対象となり、iPhone SE(第3世代)とAndroid製品は外れた。対象外の製品は、一括または分割で購入する必要がある。
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