レビュー

個性を強烈アピール! E-Inkパネル搭載のiPhoneケース「GeniCase」を試す(1/2 ページ)

iPhoneもiPhone関連アクセサリーも、今やファッションアイコンの1つとなっている。個性を強烈にアピールしたい人にぴったりなE-Ink搭載のiPhoneケース「GeniCase」をGlotureがクラウドファンディングでキャンペーン中だ。

 iPhoneやiPhoneケースは、今やファッションアイコンの1つとなっています。TPOに合わせてiPhoneケースも着せ替えたいけれど、つけ外しに手間がかかる、そもそも自分をアピールするようなケースになかなか巡り会えない──そのような悩みを持っていませんか?

 Glotureの「GeniCase」(ジェニケース)なら、そんな悩みを解決するかもしれません。他のiPhoneケースと何が違うのでしょうか。下の写真をご覧下さい。


「GeniCase」

好みの画像を背面E-Inkに表示!

 GeniCaseは、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」でGlotureが出資を募っているiPhoneケースで、背面に3.7型E-Inkディスプレイを搭載しています。

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3色E-Inkを搭載しているGeniCase

パッケージには、本体のほか、簡単な取扱説明書が付属しています

 一般的に「E-Ink」といえば白黒のモノクロ表示が定番ですが、GeniCaseは赤色インクも搭載しています。白、黒、赤の3色で色を表現できるので、モノクロ以上の表現が可能となります。


到着時に表示されていた絵。癖が強い

 素材は柔軟性のあるTPU(熱可塑性ポリウレタン樹脂)と、傷のつきにくいハードなPC(ポリカーボネート)、防爆ガラスを使っており、iPhone本体を傷や衝撃から保護するだけでなく、ケースそのものも長期間、美しさを維持します。


レンズ部はていねいにくり抜いてあり、高さもあるので、傷つきを防止します

ディスプレイ側もわずかに高くなっており、ディスプレイを下向きに、平らな面に置いてしまっても、すり傷などがつくのを防げます

端子とスピーカー、マイク周りはていねいにくり抜かれています。薄型なので、ほとんどの充電ケーブルを使えそうです

音量調節ボタンやアクションボタンはフルカバーされています

こちらはサイドボタンの側

側面が柔らかいTPU素材なので、着脱しやすいと感じました

 E-Inkは、表示内容の書き換え時のみ電力を消費しますが、GeniCaseにバッテリーは搭載していません。iPhoneに搭載している近距離無線通信技術「NFC接続」で、電力を賄うからです。

 対応するiPhoneは、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max、iPhone 14、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max、iPhone 15、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxとなっています。

アプリでかんたん書き換え

 GeniCaseでは、画像の設定とNFC通信のための専用アプリ「Smart Cover」を活用して絵柄を書き換えます。


「Smart Cover」アプリ。AppStoreに同名のアプリがあるので注意したい

 ダウンロードして開くと、複数のプリセットが確認できます。どれも、白、黒、赤をうまく使ったデザインで、線がはっきりしており、E-Inkとの相性が良さそうです。

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