レビュー
「Xperia 5 V」のカメラをいろいろと試す トリプルからデュアルになったが写りはむしろ向上:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)
これまでのトリプルカメラからデュアルカメラへと変更された「Xperia 5 V」。レンズの変更はカメラ機能にどう影響を与えているのだろうか。いつものように、あれこれと撮影して試してみよう。
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実は便利な2xモード
スマホカメラを日常的に使ってて思うけど、2x(35mm判換算で50mm前後)ってすごく便利なのよ。
標準となっている24mm相当って日常的にさっと撮るにはいいけど、ちょっと遠近が強く出るから、人を撮るときや料理などを撮るとき、モノを撮るときなんかは48mmくらいの方が形や距離感がきれいに出るのだ。
料理を撮るときでも、24mmより48mmの方が撮りたいものにきちっとフォーカスできて、器の形もきれいに出る。
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かくして、2xズームはとても実用的で、少しでも望遠が長くないといやだ、って人以外はこっちの方がいいのである。
なお、超広角カメラもXperia 1 Vと同じだ。固定フォーカスでF2.2。約1200万画素である。
もう1つ新しくなったところを挙げるとすれば、同社のデジタル一眼「αシリーズ」と同じく色味を選べる「クリエイティブルック」が搭載され、写真でも動画でも好きな色味で撮れるようになったことだろう。
差が分かりやすいところで「SH」を使ってみた。
スタンダード(ST)と比べると、仕上がりの違いが分かりやすい。
料理もこんな感じに。
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