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「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」のサービス終了 証明書のダウンロードは3月31日まで
デジタル庁の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」のサービスが終了することになった。国内外で接種証明書を使う機会が減ったことを受けた措置で、今後は必要に応じて市区町村の窓口で紙の証明書を発行できる。
デジタル庁は2月20日、「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」のサービスを順次終了することを発表した。国内外で新型コロナワクチンの接種証明書を使う機会が減ったことに伴う措置で、サービス終了後も、必要に応じて市町村および特別区で紙の接種証明書の交付を受けられる。
サービス終了のスケジュール
アプリのサービス終了は、以下のスケジュールで行われる予定だ。
- 3月31日:接種証明書の発行/ダウンロード最終日
- 4月1日:アプリのアップデート(証明書の発行/ダウンロード機能を停止)
- 5月7日:アプリの公開終了(ストアからの削除)
3月31日をもって接種証明書の発行/ダウンロードの受け付けが終了するため、証明書の更新が必要な場合は、同日までに手続きを行う必要がある。
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また先述の通り、4月1日以降も市区町村の窓口に申請すれば、紙の接種証明書の交付を受けることができる。詳しくは、接種時に住民票があった市区町村に問い合わせてほしい。
4月1日に行われるアプリのアップデートをもって、証明書の発行/ダウンロードはできなくなる。発行済みの証明書の表示や二次元コードの出力は引き続き可能だが、5月7日をもってアプリの公開自体が終了するので注意したい
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