「Microsoft Copilot」をスマホから使おう その手段は3つある:ChatGPT使いこなし術(1/3 ページ)
「ChatGPT」の基礎から応用まで、仕事や生活で役立てるためのTipsを連載で紹介する。
Microsoftが提供している生成AI活用のアシスタントツール「Microsoft Copilot(以下、Copiliot)」は、Windows PCがないと使えないと思っていないだろうか。実は、Webブラウザからアクセスすることもできる上に、スマートフォンのアプリからも利用できる。本稿では、スマホのアプリから扱う際の、基本的な操作について紹介したい。
「Copilot」が使えるアプリは?
Microsoft謹製の生成AI活用アシスタントツールを利用できる主なスマホ向けアプリとしては、次の3つを押さえておきたい。1つ目は「Microsoft Copilot」、2つ目は「Microsoft Edge」、3つ目は「Bing」である。
1つ目の「Microsoft Copilot」は、AIチャットツールそのものの名前が付いているように、主たる用途は生成AIを活用したアシスタントツールとのチャットだ。
2つ目の「Microsoft Edge」はご存じの通りWebブラウザであり、情報検索などの用途を主に据えつつ、アシスタントツールも使えるという建て付けになっている。
3つ目の「Bing」(ビング)は、Copilotにリブランドされる以前に使われていたAIチャットツールの名称だ。本記事公開時点(2024年3月下旬)において、Bingアプリを起動すると、「Copilot」のアイコンが中央に表示されるようになっている。また、アプリ画面の要素は、細かい部分を除けば「Microsoft Copilot」のそれとおおむね共通している。
そのため、本稿では「Bing」アプリについては割愛する。以降、1つ目の「Microsoft Copilot」アプリと、2つ目の「Microsoft Edge」アプリにフォーカスして、基本の使い方を紹介していこう。なお、本稿の手順説明では、iOS版アプリをベースにしているが、Android版でも同様のアプリが配信されている。
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