富士フイルム、チェキ最上位モデル「INSTAX mini 99」発売 内部にLEDを搭載
富士フイルムは、アナログインスタントカメラの最上位モデル「INSTAX mini 99」を発売。カメラ内部にLEDを搭載し、6種類の色表現ができる「カラーエフェクトコントロール」などプリント表現の幅を広げる新機能を搭載する。
富士フイルムは、4月11日からアナログインスタントカメラ最上位モデル「INSTAX mini 99」を発売する。店頭での想定販売価格は2万8600円前後(税込み、以下同)。
本製品はレンズダイヤルの回転で電源/焦点距離の切り替え、側面のダイヤルでの光や明るさの調整などアナログ感の操作性を追求。カメラ本体にはマット感のあるレザー調のテクスチャーを採用し、ハンマートーン塗装や色入れ文字を施している。
カメラ内部にLEDを搭載し、ダイヤルの設定値に応じた異なる色の光をフィルムに直接照射して6種類の色表現ができる「カラーエフェクトコントロール」を搭載。レンズ開口部を手動で狭めて周辺光量を抑制し、中心部をフォーカスする「ビネットモード」も利用できる。両機能とも撮影時の明るさなど撮影環境によってプリントに現れる効果も異り、多彩なチェキ撮影を楽しめるという。
この他に「遠景/マクロモード」「インドアモード」、動きの速い被写体の撮影に最適な「スポーツモード」、集合写真に適した「セルフタイマー」をはじめ「バルブモード」や「二重露光」などの撮影モードも利用可能。取り外し可能な充電式バッテリーは1回の充電で約100枚の撮影が可能で、バッテリーチャージャーの充電用端子にはUSB Type-Cを採用している(充電ケーブル付属)。
スマートフォン向け「INSTAX UP!」アプリを3月13日にバージョンアップ。新たに「アルバム機能」を搭載し、スキャンしたチェキプリントをテーマごとにまとめてコレクションできる。
発売に合わせ、本体カラーに合わせたカメラケースとミニフィルム用フォトアルバムの新色ブラック)も同時発売。店頭での想定販売価格はカメラケースが3960円前後、フォトアルバムが1980円前後。写真フィルムの現像で使用する「マウント」をモチーフにしたミニフォーマットフィルム「PHOTO SLIDE」も今夏発売する。
【更新:2024年3月28日15時10分 INSTAX mini 99、カメラケースとミニフィルム用フォトアルバムの想定販売価格を追記しました。】
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