みんな大好き「ケンタッキー」をスマホで注文してみた 新アプリは便利だが残念な点も(3/4 ページ)
疲れ果てて帰宅する途中で、夕食を買って帰りたいと思うことがある。ファストフードならサクッと食べられるが、並んでオーダーするのは時間がかかる。そんなときに便利なのがKFC公式アプリだ。並ばず店頭でサクッとテイクアウトできる。
KFCアプリを使うメリットは? 問題点は?
リニューアル後のKFCアプリを使うのが初めてだったため、操作方法や挙動が分からず、「この場合にはどうすれば!」と心の中で叫んでいたが、じっくり触れば、なるほど納得の作りであった。
例えば、アプリのレビューでよく挙げられているのが、「店舗などを選ばないとメニューすら表示できない!」というものだ。しかし、上述したように、店舗によって取り扱いメニューが異なることもあるし、受取時間によっては売り切れてしまうこともある。売り切れの予測を立ててメニューを表示する必要があるので、そのような仕様になっているのだろう。
アプリ内でカートに入れて決済して、テイクアウトしようとしたら「実は売り切れでした」ではしゃれにならない。
店頭での注文では、セルフレジを駆使しなければならず、人が後ろに並んでいるとそわそわしてしまってうまく操作できないので、1人でスマホの画面を見ながら注文できるモバイルオーダーの存在はありがたい。店頭では長考できないが、自分のスマホなら、どれを選ぼうか長い時間悩んだとしても誰にも迷惑を掛けないし怒られることもない。結果、納得のいく、本当に食べたいものを食べることができる。これはありがたい。
モバイルオーダーならではの「並ばずに済む」というのもメリットの1つだろう。ただし、「商品の準備」は「店舗に到着」ボタンを押してから始められるので、本当に到着してすぐに受け取りたいのであれば、フードウォーマーに作り置きされたオーダー品をピックアップし、紙袋に入れる時間を逆算してボタンを押せば最大限に待ち時間を減らせるだろう。ボタンを押すのが早すぎると店舗スタッフに迷惑が掛かるので気をつけたい。
テイクアウトをモバイルオーダーしておけば、店頭で商品を受け取るだけで済むというのもメリットだと感じた。これはセルフレジを操作しなくていいというだけでなく、お金のやりとりも生じないし、QRコードを見せたり、何かをタッチしたりする必要もないということを意味する。持っていくのはKFCアプリをインストールしたスマホだけ。商品を受け取るだけでチキンマイルもたまるし、Pontaポイント(人によっては楽天ポイント)もたまる。
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