Google、日本の公式アプリストアでコミックスの第1話をお試し可能に
Googleは、Androidの公式アプリストア「Google Playストア」の複数の新機能を発表した。日本では、コミックスの一部無料試し読みができるようになる。日本の主要なコミックアプリの第1話を、アプリをインストールせずに試し読みできる。
米Googleは7月24日(現地時間)、Androidの公式アプリストア「Google Playストア」の複数の新機能を発表した。いずれも向こう数日から数週間中に利用可能になるものもで、日本でのみ提供する機能もある。
コミックスの一部無料試し読みができる新タブ「コミック」
日本のGoogle Playストアのホーム画面に新たに「コミック」タブが追加され、ここからマンガや縦読みマンガ作品の第1話をストア内で試し読みできるようになる。おすすめのアニメ番組の予告動画や、アニメの原作マンガを読めるアプリの紹介、編集者によるおすすめ作品紹介なども掲載される。
このスペースは「日本の主要なコミックアプリ」の協力により実現したので、そのコミックアプリをインストールしていなくても第1話を試し読みできる。
この機能は向こう数週間中に利用可能になる見込みだ。
複数選択の興味フィルターでゲームを探しやすく
ストア内の検索画面に表示される「アクション」や「アドベンチャー」などの複数の興味フィルターをタップして選ぶことで、選択肢を絞り込めるようになる。
PC版Google Play Gamesで複数タイトル同時プレイ
PC版Google Play Gamesに今後数週間かけて展開予定の「マルチゲーム機能」で、複数のゲームタイトルを同時にプレイできるよになる。
Google Playポイントの「スーパーウィークリーリワード」
日本を含む一部地域で、「今週から」始まる「スーパーウィークリーリワード」で、ダイヤモンド、プラチナ、ゴールド メンバーを対象に Google Pixel 端末、Razer ゲーミング製品、グッズなどの賞品が当たるチャンスが適用される。Google Playポイントの特典タブからチェックできる。
プライバシー管理機能
ストア内ではユーザーのそれまでのインストール履歴などに基づいて体験をパーソナライズしているが、プライバシー関連の透明性を重視し、「ストアでの体験にどのGoogle Playデータを使うかをユーザーが決定できるようにする」。
Google Playストアの右上の自分のアカウントのアイコンをタップして表示されるメニューに「Google Playでのカスタマイズ」が追加され、ここで例えばストア内で特定のアプリに関連付けられたデータは使わないよう設定できるようになる。
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