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天気予報専門メディア「tenki.jp」にDDoS攻撃、Web版の障害が継続中

日本気象協会の運営する天気予報専門メディア「tenki.jp」が、社外からのDDoS攻撃を受けていることが判明。1月9日に発生したWeb版へのDDoS攻撃は一度障害が解消されたものの再度攻撃があり、1月10日時点で断続的に障害が継続している。

 日本気象協会が運営する天気予報専門メディア「tenki.jp」が、DDoS攻撃を受けていることが判明した。


天気予報専門メディア「tenki.jp」

 1月5日と1月9日に社外からのDDoS攻撃を受け、ネットワーク輻輳(ふくそう)が発生。これによりWeb版やアプリ版で提供している気象情報サービスが利用しにくい事象が発生した。

 また、1月9日午前中に発生したWeb版へのDDoS攻撃は夕方に一度障害が解消したものの20時過ぎに再度攻撃を受け、現在も断続的に障害が継続している。今後もサービスの完全復旧を目指し、迅速かつ的確な復旧作業を続けるとしている。

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 日本気象協会と契約している放送局、新聞社、通信社など各法人への気象情報の配信は問題はなく提供を続けている他、アプリ版や公式X(旧Twitter)などの情報も利用するよう呼び掛けている。

 DDoS攻撃とは、複数のコンピュータから大量にアクセスすることで、Webサイトやサーバに負荷を掛けてサービスの提供を妨げる攻撃のこと。


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