iPhoneとAndroid、どちらをメインで使っている? 年代で大きな差、Android比率がやや上昇
MMD研究所は「2025年9月スマートフォンOSシェア調査」の結果を発表。メイン利用しているスマートフォンの利用率はiPhoneが48.3%、Androidが51.4%となり、2024年調査からiPhoneは1.3ポイント減、Androidは1.3ポイント増となった。
MMDLaboが運営するMMD研究所は、10月21日に「2025年9月スマートフォンOSシェア調査」の結果を発表した。調査対象は18~69歳の男女4万人で、調査期間が9月12日から21日のため端末は「iPhone 17(9月19日発売)」以前が主な対象となる。
メインで利用しているスマートフォンのOSは「iPhone」が48.3%、「Android」が51.4%、「その他」が0.3%となった。iPhoneは前回調査の2024年と比較すると1.3ポイント減少、Androidは1.3ポイント増加している。
性年代別では、iPhoneは20代女性が81.0%、10代女性が73.7%、20代男性が69.6%。Androidは60代男性が65.0%、60代女性が61.9%、50代男性が61.2%となった。
MNOとMVNO利用者別に見ると、MNOメイン利用者はiPhoneが49.5%、Androidが50.2%、MVNOメイン利用者はiPhoneが36.1%、Androidが63.5%。MNOブランド別で見るとiPhoneはソフトバンクが62.8%、Androidは楽天モバイル(MNO)が60.1%で最多となった。
メイン利用している端末のシリーズを聞いたところ、iPhoneユーザーは「iPhone SE(第2世代、第3世代も含む)」が18.6%、「iPhone 16」が17.8%、「iPhone 15」が16.8%となった。Androidユーザーは「AQUOS」が25.7%、「Xperia」が17.5%、「Google Pixel」が15.0%となった。
次回購入したいスマートフォンは、iPhoneユーザーは「iPhone 17」が47.0%、「iPhone 16」が17.6%、「iPhone SE(第2世代、第3世代も含む)」が13.8%で、Androidユーザーは「AQUOS」が25.3%、「Xperia」が21.4%、「Google Pixel」が18.8%となった。
関連記事
「iPhone 17」シリーズや「iPhone Air」でどの機種が人気? 評価ポイントは? MM総研が調査
MM総研は「iPhone 17シリーズ購入意向調査(2025年9月時点)」に関する調査結果を発表。39.5%が購入意向を示し、モデル別では「iPhone 17」が68.2%で最も多くなった。Y!mobileとUQ mobileがシニアに人気の理由 スマホ利用動向の調査で分かった意外な結果
MMD研究所は「シニアのスマートフォンの利用に関する調査」を発表。2月6日に報道関係者向けの勉強会として、シニアユーザー2人の声を聞く場を設けた。iPhoneとAndroidの利用率が高い携帯キャリアはどこ? MMDが調査
MMD研究所は「2024年9月スマートフォンOS端末シェア調査」の結果を発表。メイン利用で契約している通信サービスやスマートフォンの端末シリーズ、次回購入したい端末のシリーズなどを調査している。スマホの購入でiPhoneは「ブランド」、Androidは「操作性」を重視 ドコモが調査
NTTドコモのモバイル社会研究所は新機種を購入する際のきっかけ、重視するポイントに関する調査結果を発表。きっかけは「電池の劣化」が最多で、iPhoneは「ブランド」 Androidは「操作性」を重視するユーザーが多い。iOSとAndroidに「十分な競争圧力が働いていない」と公取委が指摘する理由 法整備もある?
公正取引委員会は2月9日、日本におけるスマートフォンOS(モバイルOS)関する調査報告書を公開しました。報告書では「GoogleとAppleが提供するモバイルOS・アプリストアに対し、十分な競争圧力が働いていない」としています。その理由の1つが寡占による問題です。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.