ATOK、Unicode 17.0の絵文字入力を可能に 話し言葉の入力も快適に
ジャストシステムはATOKのプロ向けモバイル版でUnicode 17.0の最新絵文字に対応した。変換エンジンの拡大によりチャットで多用される口語表現や助詞が抜けた文章の変換精度が向上した。2026年6月には助詞から入力を開始する際の変換精度や付属語を含む語の変換機能も強化する予定だ。
ジャストシステムは2026年2月2日、「ATOK for Android [Professional]」および「ATOK for iOS [Professional]」の機能アップデートを実施した。今回の更新では、2025年9月に公開されたUnicode 17.0の最新絵文字への対応を完了している。
利用者は、Unicode 15.1から17.0で追加された新しい絵文字を入力できる。同社は「すまいる」や「しゅくふく」といった読みからの入力候補も拡充し、最新の絵文字を素早く呼び出せる環境を整えた。なお、入力可能な絵文字の数は、利用する端末やOSのバージョンによって変動する。
最新の絵文字と口語表現でチャットをより快適に
ジャストシステムは独自の変換エンジンである「ATOKディープコアエンジン」の適用範囲をモバイル版にも拡大した。これにより、チャット等のアプリで頻出する口語的な文体の変換精度が向上している。助詞が抜けた表現や話し言葉特有の言い回しも、適切に処理する仕組みを構築した。
細切れの入力でも意図した通りの変換を実現
2026年6月以降には、助詞から入力を開始した場合の変換精度をさらに高める予定だ。例えば、特定の単語を確定した後に助詞を含めて入力しても、文脈を判断して適切な区切りで変換を行う。同社は、細切れに入力を行うユーザーの利便性を高める変換エンジンへの強化を目指している。
さらに、付属語を含む語の変換についても、6月のアップデートで強化を図る方針だ。最新のAI技術を活用したエンジンの進化により、モバイル端末における日本語入力の正確性を追求する。同社は今後も、プロフェッショナルな入力環境の提供を通じて、ユーザーの円滑な意思疎通を支援する。
関連記事
「iPhoneのキーボード使いにくい」説、SNSで広まる 「ATOK」「Simeji」と比較した結果は?
2025年現在、多くの人が日々使うスマートフォン。その中でも特にiPhoneの標準キーボードにおける予測変換機能の精度低下が、利用者の間で大きな問題となっている。SNS、特にXでは「キーボードが使いにくい」との不満の声が目立ち、利用者が求める変換ワードが表示されず、タイピングの効率が著しく低下していることが指摘されている。新元号「令和」 スマホの文字入力で変換できる?
5月1日に施行される新元号が「令和(れいわ)」に決まりました。スマートフォンの文字入力アプリ(IME)は「れいわ」を一発変換できるのでしょうか……?スマホ向け「ATOK」が40%オフに 3月21日から31日まで
ジャストシステムは、日本語入力システム「ATOK for iOS」「ATOK for Android」を特別価格で提供する「新生活応援40%OFFセール」を開催。期間は3月21日から3月31日まで。新「ATOK」&無線LANを搭載した新ポメラ「DM200」10月21日に発売
キングジムは、デジタルメモ「ポメラ」の新モデル「DM200」を10月21日に発売。PCと同等の性能を備えた日本語入力システム「ATOK for pomera[Professional]」や無線LAN機能を搭載している。スマホ版「一太郎Pad」来春に無償提供へ 「ATOK for Windows」の機能強化も
ジャストシステムが、2020年2月7日にスマホアプリ「一太郎Pad」を無料で提供する。スマホで撮影した写真からテキストを自動で抽出してテキスト化できるのが特徴。日常的によく使っている長文を一気に入力できるよう、「ATOK for Windows」のアップデートも行う。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.